アニメ『多数欠』特権・気象権が強すぎる!?群雄割拠の能力バトルに、原作者も大興奮「決戦じゃぁぁぁぁー!」

2024.12.18 17:00

◆特権利 vs 特権利!それぞれの戦いが始まる…

慌ただしく動き出す女王陣営。偽皇帝たちを迎え撃つために次々とメンバーが出陣していく中、頼音(CV:熊谷俊輝)も二重スパイであることを隠しながら「俺も陽翔の役に立ちたいんだ」と言って、葛西甲斐(CV:川島如恵留)と共に戦場へと向かう。一方、同じく女王側に“潜り込んでいる”入賀も、敵勢力の動きや能力の詳細を偽皇帝チームに共有し、予定通り敵戦力を分散することに成功。八木橋たちは各自、最も勝算のある相手とのバトルを仕掛けていく。

月岡には国後依恋(CV:中島由貴)が、賀来戦(CV:石谷春貴)には須藤良平(CV:笠間淳)が、睦月冬哉(CV:梶原岳人)には煮しめ(二本柳周示/CV:丹羽哲士)が相対し、そしてセラフィエルには一之瀬龍太(CV:浦和希)・佐藤一彦(CV:大鈴功起)・嘉藤騎士(CV:徳井青空)の3人が立ち向かうこととなった。

また一つ、皇帝にウソをついた頼音 二重スパイとしての行動は後にどんな影響を及ぼすのか…

月岡 vs 依恋──。【交換権】を持つ月岡が優勢かと思われた中、依恋は冷静に戦況を分析していた。ナイフを出して月岡に襲いかかると、彼女は近くにいた蛯名光(CV:鈴代紗弓)と自分の場所を交換。いつものように同士討ちを狙う。だが、それを見越していた依恋のナイフはゴム製のニセモノ。油断した月岡の隙をつき、「そのまま真後ろに飛びなさい!!」と【服従権】を行使。鋭く折れ曲がった排水管に向かって、月岡をダイブさせたのだった。

一方、睦月と相対した煮しめも、“重力”をあやつる睦月に追い詰められながら機会をうかがう。手元には、鉄平の残した命令権の封筒『壊せ』。煮しめはそのチカラで、権利と特権の区別、そして力の限界を破壊。自身の持つ権利【優先権】を【超特権】へと進化させることで、睦月が放つ最大出力の攻撃──重力1兆倍の衝撃を睦月本人へ打ち返すことに成功する。

月岡は交換権の能力におごり、依恋に倒された

さらに、賀来 vs 須藤──。とある工場へと逃げ込んだ須藤は、無限の銃弾を生み出すこともできる【確保権】を利用して、カバンの中から大量の“砂”を排出。時間をかけた生き埋め作戦と見せながら、賀来の前にわざと姿を現し挑発。賀来お得意の電流攻撃を誘った。

実は、大量の“砂”に見えていたものは酸化鉄とアルミニウムの混合粉末。賀来の電流で着火し、大爆発を引き起こす。「なんの事はない、単純な化学反応だ」。自滅した賀来を尻目に、須藤はひとりコーヒータイムへと洒落(しゃれ)込んだ。

残すはセラフィエルだが…

そして、 vs セラフィエル──。龍太、一彦、騎士の3人を「愚かしい」と評するセラフィエルは、「その身に受けなさい、天の怒りを」とチカラを発動。その名は、特権【気象権】。幾重もの稲妻や雹(ひょう)の嵐が龍太たちを容赦なく襲う。

対する3人は、それぞれの能力を連携させて応戦。まずは、必殺になりうる【破壊権】を持つ騎士が【飛翔権】を使って周囲を飛び交い、セラフィエルの注意をひきつけると、そこへ一彦の【爆破権】でさらなる揺らぎを与える。すると、セラフィエルはマイクロバーストと呼ばれる強烈な下降気流の壁を自身の周囲に発生させ、一時的だが防御に専念。2人の攻撃をしのぐ狙いだが、その“隙”を龍太がついた…!

地面へと吹き下ろす下降気流を逆に利用し、【融合権】で生み出した剣を構えながら急加速する龍太。刹那、セラフィエルの体は真っ二つに分かれ、勝敗が決した──。息も絶え絶えに、地面に突っ伏す3人。「みんなーっ、あとは頼んだぞーッ!」。龍太の勝鬨(かちどき)が、夕焼けの空に響いた。

セラフィエルの攻撃から逃げる龍太たち 3人がかりでようやく倒すことができた

【アニメ公式HP】
【アニメ公式X】

画像提供:©宮川大河/COMICSMART INC./多数欠製作委員会

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