カズレーザー 最大13倍の免疫アップ効果 カレー鍋と組み合わせることで効果を発揮 近年大注目の食材とは

2024.12.18 11:45
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が17日に放送された。今回は『食べてキレイになる!冬の鍋の最新科学』というテーマ。国際予防医学協会理事長の白澤卓二氏と広島大学医学部の堤理恵氏から、これからの時期に試したい鍋のレシピと、ぜひ合わせたい、健康増進食材が紹介された。

なにかと体調を崩しやすい冬であるが、免疫力アップに役立つ鍋として紹介されたのは、カレー鍋。まずカレールーに使われるスパイスに含まれる成分、クルクミンには、腫れや発熱、痛みを抑える抗炎症作用や、老廃物を排出し、免疫力を高める効果が期待できるという。またクミンには、ウイルスの侵入を防ぎ、増殖を抑える効果もあるそう。

また、ルーだけでなく、鍋だからこそ絶対に入れた方がいいと堤氏が紹介したのはかつおダシ。抗酸化作用が非常に強いセレンと、免疫力の回復・向上に効果のあるイノシン酸も多く含まれているのだそう。

そんなカレー鍋の最強レシピを堤氏が紹介。まずは鍋でかつおダシパック(1つ)を3分ほど煮立たせたら、ニンジン(1本)、タマネギ(1個)、皮つきのレンコン(50g)を投入し、中火で3分加熱していく。堤氏によると、今年9月発表の最新研究で、レンコンには免疫細胞を強化する可能性が示されたといい、皮には実の約2倍の栄養が含まれているとのこと。

続けて、ビタミンCが豊富な白菜(1/4個)と長ネギ(1本)、さらに豆腐(1丁)、エノキやマイタケなどのキノコを加え、メインとして牛肉の赤身(200g)を投入し煮る。牛肉の赤身には、免疫細胞を活性化させる亜鉛が多く含まれるといい、この鍋のコンセプトにぴったり。ビタミンAがたっぷりと含まれたウズラの卵も入れたら、カレールー(60g)を入れ、中火で5分煮込んだら完成だ。

シメには水ギョウザがおすすめ。水ギョウザに含まれた、疲労回復効果のある豚肉と、栄養価の高いニンニクが、鍋の効果を高めてくれるという。

専門家の写真
広島大学 医学部 堤理恵

これだけでも高い免疫効果が期待できそうだが、さらにその効果をブーストできる食材として紹介されたのは、ブロッコリースプラウト。

幾度か本番組でも取り上げられた食材で、近年注目されているダイエット、日焼けによるるシミ・シワ、ウイルス性の風邪、老化、がん抑制など、さまざまな効能や予防効果が期待される『超硫黄分子』が最も多く含まれている。

超硫黄分子は、呼吸の際に吐き出され、ウイルスに付着する。すると、ウイルスが超硫黄分子に変化して無毒化され、体にウイルスが入ってくるのを防げるのだという。今回紹介されたカレー鍋で、『セレン』を含むかつおダシと同時に摂取すると、抗酸化作用が最大13倍という、免疫力アップが期待できるのだそう。

ポイントは熱に弱いので、煮込まず、最後に入れること。水菜のように扱うことや、薬味のように使うのも良いとされた。

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