田中真弓 シリアスな展開に思わず「これ『忍たま』だよね?」 『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』先行上映会レポート
2024.12.17 18:30♦絆を感じる場面は「○○」?
そして、本作の⼤切なテーマでもある「絆」についてのトークに。本イベントでは、まるで乱太郎・きり丸・しんべヱの仲の良さを表すかのように色違いの⾐装を着用して登だんした高山、田中、貞友の3⼈。キャスト陣は、「絆」を感じる場面について聞かれると、「(身体の)“労り合い”ですよ」(田中)、「みんな⼀緒に歳を重ねるというのはすごく良いことだと思う」(高山)と語った。また、藤森監督は「編集作業の最終日、東京から、会社がある埼玉まで戻ると、深夜0時を過ぎていたにもかかわらず、制作チームのみんなが僕の戻りを待っていてくれた。その時はうれしかったですね」とチーム愛にあふれる感動のエピソードを明かし、貞友が釣られて涙ぐむ場面も。
♦高山みなみ 世界で愛される理由は「どの世代が見ても…」
イベントが盛り上がりを見せる中、『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』が海外でも公開されることが発表。2025年1月29日の台湾での上映を皮切りに、韓国、ベトナムでも劇場公開されることが発表され、会場からは祝福の拍手が送られた。高山は、世界で愛される理由を聞かれると「どの世代が見ても変わらずに同じ話ができるところ」と時代や国境を超えて愛される『忍たま乱太郎』に太鼓判(たいこばん)を押した。
イベントも終盤を迎え、藤森監督は「今回の映画は、シリアスな展開ということもあっていつもとは別物になってしまうのかなと思っていましたが、完成したフィルムを⾒て『あれ、いつもの「忍たま」だな』と安⼼しました。キャラクターの幅の中で演じてくださったキャストさんのお芝居がすごく大きいなと感じています」とコメント。
関は「今日、みなさんの笑顔と会うことができて大変うれしかったです。私にとって本当に大切な作品の⼀つになりました。これからも『忍たま乱太郎』をどうぞよろしくお願いします!」とコメントを残した。
貞友は「それぞれがちゃんと生きていて、繋がりがあって。素晴らしい作品になったと思います。皆さん、また何度でも観ていただけたらうれしいです」と話した。
田中は「こんな素敵な作品ができたことで、私の今後の展望も⾒えてきました!次の劇場版は「福富家の七不思議(ふしぎ)」みたいなギャグで、その次に「乱太郎の由緒正しき平忍者の七不思議」かな?」と笑いを誘いつつ、全国5劇場の観客へメッセージを送った。
最後に高山は「今日はありがとうございました。最初は衝撃のシーンもありますが、最後を見たら、「忍たま」じゃん、うんうん、って思ってくださいましたよね?忍たま最高ですよね?」と呼びかけると、高山の「忍たま!」に観客が「最高!」と返し、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。
『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』先行上映会
12⽉15⽇(⽇) 新宿ピカデリー スクリーン1