BoA 、ブレイク時の息抜きは「寝ること」10代の頃の過酷なスケジュールを語る

2024.12.17 11:40

12月13日放送の『バズリズム02』に、数々のヒット曲を生み出しアジアの歌姫と呼ばれた歌手のBoAが初登場。番組は、芸能生活24年のBoAの輝かしい経歴を貴重な映像と共に深掘りした。

2004年に、BoAはアジア最大級の音楽祭典に、史上初の日韓代表として出演した。これはBoAにとって大きなプレッシャーだったという。また、世界的な知名度を上げたBoAは、活動の幅を広げ、2006年には1年間で6冊もパスポートを更新するほどになった。

そして2009年には、韓国出身アーティストとして初めてBoAはアメリカのビルボードのメインチャートにランクイン。当時についてBoAは「当時は日本とアメリカを行き来しなきゃいけなくて。3日間日本、3日間アメリカ、1日は空を飛んでる」と、過酷なスケジュールをこなしていたことを明かした。市來アナが「これだけ怒涛(どとう)のスケジュールで、息抜きってできましたか?」と尋ねると、BoAは「10代は本当にもう、(息抜きは)寝ることしかなくて」と答え、「(インタビューなどで)“最近ハマっているものはなんですか?”(と聞かれても)“こんな忙しいのにハマってるものなんかあるかよ!”  」と言ってバカリズムを爆笑させた。

2014年には、BoAはSMエンタテインメントの取締役に28歳で就任。バカリズムは、年表のデビュー年を指差して「この時思ってました?“取締役になる!”って」と言ってスタジオを盛り上げた。バカリズムに「すぐ即答で“(取締役)じゃあやります”って言ったんですか?」と聞かれたBoAは、「はい。チャンスは逃さない」と、おどけてキメ顔で答え、さらに場を沸かせた。

現在は、日韓両国からメジャーデビューしたボーイズグループ『NCT WISH』の総合プロデューサーとしても活躍。BoAは2023年に実施されたオーディションの初回から参加して全面的にプロデュースを行い、今年のアジアツアーも完売させるなど、すでにその手腕を発揮している。BoAは「いずれ後輩をプロデュースできる日が来ればいいな」と思っていた矢先にプロデューサーのオファーをもらったことを話した。「私なんか、裏方のほうが合ってると思います」というBoAの言葉に、バカリズムは「これだけ出倒しといて、今さら!?」とツッコんでBoAを笑わせた。

番組は、NCT WISHのメンバーに、プロデューサーとしてのBoAについてアンケートをとった。メンバーのJAEHEEは「僕たち1人1人気を遣ってくださり、必要なことを教えてくださる先輩であり、心温かいヌナ(お姉さん)」と、SIONは、「メンバー1人1人に日本語、韓国語を使ってアドバイスをしてくださりますし、時には電話でもフィードバックをしてくださる」と答え、親身に接してくれるBoAへの感謝を伝えた。
また、「1番印象に残っている言葉や出来事は?」という質問に対してはメンバーたちからは「누나 믿어줘(お姉さんを信じて)」「緊張しないでステージを楽しんで」「誰よりも応援しているよ」といった答えが集まり、プロデューサーとしてのBoAの温かさを感じさせた。

最後にBoAは「来年は日本の活動を増やして、戻って来たいなと思います」と言い、笑顔で終えた。

写真提供:(C)日テレ

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