『月刊公民館』や『月刊朝礼』…知られざるマニアックな専門誌の世界 石愛好家の雑誌『月刊愛石』で連載を持つ大物俳優とは?

2024.12.17 11:00
村上信五とマツコ・デラックスの写真

12月16日放送の『月曜から夜ふかし』では、『月刊油脂』『月刊朝礼』『月刊食品包装』など、知られざるマニアックな雑誌の世界を調査。ある雑誌で連載を持っているという大物俳優も登場した。

公民館の専門誌『月刊公民館』は昭和31年創刊、実に68年という歴史を誇る老舗専門誌。「全国でこういう面白い事例があるよ、とか、講座もこういうノウハウがあるので活用してください、という中身になっている」と編集長の村上さんは語る。しかし、よく見るとグルメをテーマにしたコラムなどのように公民館と全く関係がなさそうな連載記事も多数。「公民館の職員さんはいろんな知識を持ってないといけないので…」というのが、その理由らしい。「天候に左右されることもあるので…」と天気予報がテーマのコラムや、「公民館ってPRしないといけない」という理由からジャパネットたかたの前社長にインタビューしていたりと、あの手この手でネタを探し、ネタ切れになるのを防いでいるようだ。

そんな『月刊公民館』で過去最も反響のあった記事が公民館の豆知識いう特集で掲載された『マリリンモンローが公民館に来たことがある』というもの。実際に新婚旅行で日本を訪れた際、原爆資料館がその街の公民館に併設されていたそうで、モンローはその展示を見るために公民館を訪れたそうだ。なのでモンロー自身は「公民館に来た」とは思っていないはずなのだが「私達は“公民館に来た”と言い張ってる」と種明かしをしてくれた。

続いては国防の専門誌『MAMOR(まもる)』。防衛省が編集に全面協力しているというオフィシャルマガジンだけあって、編集会議には陸上、海上、航空、それぞれの自衛官も出席している。実はこれは国防に興味がある人ではなく、全く興味が無い若い人向けに作っている雑誌なのだとか。中身も“ヘアスタイル特集”や食堂の特集など、国防の雑誌とは思えないポップな雰囲気。中でも最も反響があったのが“婚活”のページ。相手を探している現役の自衛官の情報が趣味から年収に至るまで事細かに掲載されており、気になる人がいた読者は手紙を送ることができる、というシステムになっている。実際にこのページがきっかけで結婚した自衛官もたくさんいるという。ちなみに、応募が無かった人にスタイリストやメイクをつけてリベンジ特集をしたこともあったそうだが、結果は「ノーコメント」とのこと。

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