『月刊公民館』や『月刊朝礼』…知られざるマニアックな専門誌の世界 石愛好家の雑誌『月刊愛石』で連載を持つ大物俳優とは?
2024.12.17 11:00続いては石が好きな人のための雑誌『月刊愛石(あいせき)』。こちらも創刊41年という歴史を誇る専門誌だ。“なにがなくても石があれば良い”というキャッチコピーの通り、ひたすら石の写真が掲載されている。この雑誌で大好評となった企画が、石を趣味とする女性を特集する『愛石女子』。ちなみに見せてくれた号で紹介されていた愛石女子はお医者さん、つまり“医師(いし)”だった。しかしそう簡単に愛石女子が見つかるはずもなく、1年もたずにこのコーナーは終了してしまったが、なんと連載を担当してくれる救世主ともいうべき愛石女子が現れたのだという。
それが俳優のとよた真帆。現在『真帆がゆく』というタイトルで各地に出向いてもらい、石にまつわるいろんなことを体験してもらうという連載コーナーを持っているという。彼女が石好きと知った編集長が即オファーを出したところ、2つ返事でOKされたのだとか。
本人にも話を聞いてみたところ、「お話しいただいたときに、会う前から“やりたい!やりたい!”みたいな」とかなりノリノリでOKしたようだ。俳優業のかたわら、20年ほど前から石の魅力に取りつかれてしまったのだという。石の魅力を聞いてみると「石って何十億年とか、ずいぶん年上なんですよ。いろんなことを思考させてくれるというか。人間界のちょっとしたことが悩まなくなるっていうのもあります。」と語る。
さらに「ちょっと恋愛に似てます。なんか理由ないでしょ?好きになるのって。それと一緒です」と恋愛になぞらえて答えてくれた。ちなみに自身の恋愛観についても聞いてみると「あっ、違いますね。もうほぼ枯れてる。枯山水でございます」と、石を使った庭園になぞらえて答えるという愛石女子っぷりを見せてくれた。
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