BoA 「デビュー前に習った日本語は“田中さん出張いつですか?”」赤裸々なエピソードにバカリズムも大笑い
2024.12.17 10:3012月13日放送の『バズリズム02』に、“アジアの歌姫” BoAが初登場。日本テレビ初登場時の貴重な映像とともに振り返り、当時の憧れの人を明かした。
1998年に、BoAは芸能事務所と契約。小学6年生の時に出たダンスフェスに来ていた芸能事務所のスタッフたちから20枚もの名刺をもらったBoAは、その中から1番最初に連絡が来たSMエンタテインメントのオーディションに行くことに決め、すぐに契約が決まった。バカリズムに「芸能界には興味はあったんですか?」と聞かれると、BoAは「めちゃありました」と笑いながら答え、もらった名刺の中から「1番安全なところどこ?」と吟味したことを明かした。
そして、2000年にわずか13歳でデビュー。この年齢は韓国でもとても早く、BoAは1人でデビューのために日本語と英語の特別レッスンを受けたという。「でも、その時に勉強した日本語は日常会話では使えない」と続け、「“田中さん出張いつですか?”とか、“課長さんっていらっしゃってます?” そんなの知らねぇよ!みたいな(笑)」と、堅苦しい日本語ばかり教えられていたエピソードを披露。これにはバカリズムも大笑いした。
2001年には、BoAは14歳で日本デビューを果たす。その時の心境について、BoAは「“?”っていう感じ。いきなり空港に連れて行かれた」と、されるがままだったことを話した。当時は、国をまたいだ連絡手段が手紙や国際電話しかなかったこともあり、友人もいない日本で活動することはBoAにとって容易ではなかった。また、BoAは「(日本人って)先にしゃべってこないじゃないですか。カメラ回っている時と回ってない時の差がヤバいじゃないですか。特にお笑いさんとか」と赤裸々に国民性の違いを語り、スタジオを笑わせた。
BoAが2001年に日テレに初登場した際の番組『AX MUSIC FACTORY』の映像では、金髪ロングヘアのBoAが日本語でのレコーディングの難しさを流暢(りゅうちょう)に話している。過去の自分の映像を見たBoAは「若いですね。声も若いし、爽やかですね」と懐かしそうに語った。
2002年には、BoAは韓国出身アーティスト初の「オリコン1位」「ミリオンセラー」「日本レコード大賞金賞」「紅白歌合戦出場」という数々の偉業を成し遂げる。さらに、日本の音楽番組で初のレギュラーも獲得し「人生変わりましたね」と語った。
当時のBoAの憧れはマイケル・ジャクソンや木村拓哉で、特に紅白初出場した時には1列目に木村拓哉がいるのを見て興奮したことを明かした。また、松浦亜弥やCrystal Kayといった日本の友人もできて、「(日本と韓国を)死ぬほど行き来している2002年でした」と、振り返った。