佐藤健 永野芽郁の演技を「あなたは天才よ!本当にすごいんですよ」と絶賛

2024.12.16 17:15

本作ではCGだけに頼らず、ロケ地や豪華なセット、また映画全体で総勢7,500名ものエキストが参加し、唯一無二の【はたらく細胞ワンダーランド】を作り上げている。W主演の二人もエキストラたちとの撮影シーンは印象的だったようで、永野は「たくさんのエキストラさんたちが集まってくださって、みなさんを見るだけで、この作品にすごく期待してくださっているんだなと思えたので、撮影のモチベーションの一つでした!」と笑顔に。佐藤は「ちなみにエキストラで参加したよって人は?」と会場に質問し、実際に手を挙げた人を見て「おお!それって、赤血球役か白血球役か指定されてたんですか?じゃあ赤が勝ち組だ、白血球は白塗りが大変だから(笑)」と話し、会場を笑わせた。

続いて印象的なシーンについて問われると、永野は赤血球と白血球が“鼻腔”で足湯に浸かって対話するシーンをピックアップ。「鼻腔のシーンは撮影初日だったんですよ。まだ健さんの白血球ビジュアルを見慣れる前だったので、複雑な心境で(笑)。赤血球が自分のふがいなさに落ち込むシーンなのに、目の前に真っ白な健さんがいるから、どこに気持ちを持っていけばいいんだろうかと葛藤した印象があります!」と、撮影初日から白塗りの佐藤と対峙する難しさを語り、会場は爆笑の渦に。これに対し佐藤は「そんな状況なのに一発でできちゃうあなたは天才よ!本当にすごいんですよ、真っ白なやつが突然現れて、目を見ながら泣けと言われて…」と永野の名優っぷりを大絶賛し、永野が「いやいや、健さんがいてくれたからです!」と答え、抜群のコンビネーションを披露。さらに佐藤が「しかも俺、除毛クリームを渡されて、脱毛した状態で足湯のシーンを撮っています」と、まさかの裏話を語り会場を沸かせていた。

佐藤にとっての印象的なシーンは、阿部サダヲ演じる不摂生な茂の体内ではたらく、板垣李光人と加藤諒の新米先輩赤血球コンビのシーンだという。「僕は赤血球コンビのブロマンスというか、あの関係が大好きですね。茂の体内は荒んでいて、はたらいている赤血球たちもくたびれたおじさんばっかりなんですよ。その中に板垣君がいることで、見ていられるんです。板垣君がいなかったら見ていられないようになってたかも(笑)。板垣君は綺麗だから絶妙なバランスだなあと思って、見ていましたね」と、新米赤血球役の板垣の美しさを絶賛。

続いてぜひ注目してほしい見どころについて問われると、永野は「細部にまでこだわった美術にも注目していただきたいなと思いつつ、やっぱりエキストラのみなさんですね。本当にたくさんの方々が参加してくださって、みなさん経験があるのかなと思うぐらい、ちゃんと一人一人お芝居されているんですよ。だからエキストラのみなさんの演技にも注目いだけると、また面白いかなと思います!」とエキストラたちの活躍を猛プッシュ。佐藤は「赤血球と白血球が走って逃げるシーンとか、意外と難しいことをしているんですよ。撮影時には見えないCGの触手を避けたり、後ろからの攻撃をかわしながら逃げたり。二人で共通の見えないものを、見えているふりをしてお芝居をするので」と、アクションシーンの苦労について言及。永野が「コンビネーションが試されましたね!」と言うと、佐藤も「Fukase君とのバトルのシーンでは、攻撃を避けるために赤血球を突き飛ばすところとか、もうコンビネーションのたまものです!」と共感しながら熱弁する一幕も。

さらに、佐藤が「僕は衣装の中にパットを仕込めるけど、永野さんは足がむき出しの衣装だったので、突き飛ばすシーンはかわいそうで…」と心配していたことを明かすと、永野が「カットがかかると健さんは誰よりも早く走ってきてくれて、『大丈夫?ケガしてない?』って声をかけてくれるんです!」と語り、赤血球を助ける白血球の関係を彷彿とさせるエピソードに、会場も大盛り上がり!

舞台挨拶の最後に永野は「この映画を広めるために大阪に来られて、みなさんがあたたかく迎えてくださって、映画を楽しんでくださったんだなというのも表情から伝わってきて、ほっとしたままこれから広島に迎えます。これからまだまだ上映は続くので、ぜひ飽きずにたくさんこの作品を愛していただけたらうれしいです!」、佐藤は「ちょっと自分の体が愛おしくなったんじゃないですか?いつも自分の体の中ではこんなことが起きていて、細胞という一番身近なヒーローが戦っていて、そう思うと自分の体が愛おしくなる映画だと思います。たくさんの方に観ていただきたいと思いますので、もしよかったら周りの方にも広めてもらって、引き続き一緒にこの作品を盛り上げてくださったらうれしいです!」と、それぞれ笑顔でコメントした。

映画『はたらく細胞』はメガヒット公開中

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