佐藤健 「一番ダダをこねたのは…」と映画『るろうに剣心』のエピソードを披露!
2024.12.16 17:00佐藤健が映画『はたらく細胞』の公開記念舞台あいさつin神奈川に登壇。一緒に登壇した、永野芽郁、山本耕史、武内英樹監督と共にアクションシーンについての苦労などを語った。entaxではオフィシャルレポートをお届け。
原作は細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社『月刊少年シリウス』所載)と原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』。
主演の赤血球役には永野芽郁、白血球(好中球)役には佐藤健。人間世界の健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役には芦田愛菜、不摂生にもほどがある父・漆崎茂役には阿部サダヲなど豪華キャストが出演。
舞台あいさつに登壇したキャスト陣は、さっそく『はたらく細胞』仕様の劇場内装飾に大興奮。永野は、「すごくありがたいです!映画館で公開していただけることを願って、こうして作品を広める活動をさせていただいてきたので、劇場のみなさんがこうして素敵な装飾で協力してくださるのはとてもうれしいです!」と感激の様子。佐藤は「ほかの作品に申し訳ないぐらい装飾していただいて…」と恐縮しながらも、「なんでこんなに応援してくださるんだろう?ヒットのにおいがしたのかな(笑)。原作のパワーもあると思いますが、すごくうれしいですね」と冗談交じりで喜びを伝えた。山本も、「こんなに劇場内が装飾されていたり、スタッフさんたちが衣装を着てくださっている姿も、見たことないですね!劇場までの通路も飾りがすごかったですよ」と気合の入った装飾を大絶賛していた。
また、今回の舞台あいさつの地・川崎についての印象を問われると、山本は「先日ドラマの仕事で来たんですが、川崎と言えば市原隼人君の地元だと思ってLINEで連絡しました。LINEなのに『すいません、行けません…』(声マネしながら)って市原隼人の声が聞こえたような気がしました!」と語り、会場も大爆笑。さらに撮影時にエピソードの話題では、永野が「激しいシーンの撮影の後も、みなさんスーンってすぐ元に戻っていました」とキャスト陣の様子について語ると、すかさず佐藤が「カットがかかってもスーンっとしないのは、イッチーぐらいです(笑)。熱い気持ちが途切れないので」と、再び市原隼人の名前を出し会場を沸かせる一幕も。
観客から大好評のアクションについて話が及ぶと、永野は「佐藤さんと山本さんのアクションはすごかったです!現場で臨機応変に話し合いながら変えていかれる姿を見て、なんてすごい人たちなんだと思いました」と目を輝かせながらコメント。佐藤は「信頼しているアクションチームだったので」と余裕の表情を見せながらも、「一番大変だったのは、ぶつかって白血球の白塗りがはげることですね」と意外な苦労を挙げ、これには武内監督も「ちょうど撮影が花粉症の時期だったので、佐藤さんがずっと鼻をかんでいて、そこだけ肌色になっちゃって、大変でしたね(笑)」と撮影秘話を明かしていた。
また、山本が「もちろん事前に稽古をしていますが、現場に行ってみないとわからないことも色々ありますね」と語ると、佐藤が「僕は現場で大変なことがあると『できない!』とダダをこねます」と言い、これに対し山本が「見たことない!」、永野が「嘘ばっかり!」とすかさずツッコミ。さらに佐藤が「一番ダダをこねたのは、現場に毛虫がめちゃくちゃいた時。それは本当にダダをこねましたね」と続け、「何のシーンで?」と問われると「12年前の『るろうに剣心』の時です!」とまさかの回答が飛び出し、永野と山本が「なにそれ!!」と声をそろえ、細胞キャストとして抜群のチームワークも披露していた。
映画『はたらく細胞』はメガヒット公開中