『DASH』巨大ゴム鉄砲でギネス世界記録に挑戦！横山裕と藤原丈一郎が“デカ輪ゴム”作り

巨大輪ゴムを作るため、横山と藤原が訪ねたのは大阪・泉佐野市にある『株式会社 共和』。101年前に日本で初めて輪ゴムを作った業界最大手だ。ゴム作りのスペシャリストたちの協力で、直径60cmという規格外の輪ゴムを作ることに。

ゴムの原料はゴムの木から取れるラテックスと呼ばれる天然ゴム。酸を加えると固形化し、そこに3つの薬品を練り込むことで弾力性のあるゴムになる。まず加えるのは、ゴムを柔らかくし伸びやすくするパラフィンワックスと、頑丈さと戻る力を持たせる炭酸カルシウム。それらを天然ゴムに加え、熱しながらローラーで何度も練り上げると、シート状の大きなゴムに。

そして3つ目の薬品、硫黄を加えてさらに熱すれば、強い伸縮性を持つ“飛ぶゴム”になる。だが共和の工場には、これほど大きなゴムシートを熱する設備はないとのこと。そこで横山と藤原が手に入れたのは特注の巨大鉄板。これを火にかけて、お好み焼きの要領でゴムに熱を加えていく。

160℃以上になればゴムは溶けてしまい、150℃以下なら硫黄がゴムと結合しないため、一定の高温を保つべく慎重に作業を進める。そして、およそ1時間半の加熱で、ついに弾力性抜群のゴムに。輪の形に切り取れば巨大輪ゴムの完成だ。

このゴムを巨大鉄砲で40m飛ばし、ギネス世界記録を樹立することができるのか！？

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写真提供：（C）日テレ