車いすテニス・小田凱人 ルーティンが勝利の秘けつ?そして、海外にも必ず持参するあるモノに驚き!
2024.12.16 09:15プロ車いすテニスプレイヤーの小田凱人(ときと)が、14日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に登場。11月にオランダで開催された『2024 NEC Wheelchair Singles Masters』に参加した小田に番組が同行取材。新世代感覚でトップに上り詰めた私生活に密着した。
今年のパリ・パラリンピックでは、車いすテニス男子で史上最年少の金メダルを獲得。さらに日本の車いすテニス界のレジェンド、国枝慎吾も一度しか制覇できなかったウィンブルドンでも史上最年少優勝を果たした。また史上最年少で世界ランキング1位(当時17歳)ともなっており、数々のギネス記録を達成している。
年間の海外遠征日数は「今年で100日前後」と語る小田。「テニス選手からしたら100日って少ない方」と続ける。そんな中で、オランダはマスターズが開催されるたびに訪れているといい、今回の訪問が4回目。特に思い入れの強い国であるという。
世界ランキング1位になり、街中には小田選手の姿を大きく印刷した、大会を宣伝するポスターも貼られていた。世界一になったことに関して聞かれると、「始めたときから、1位になりたくてやってた系なんで、結構なんか、最初から狙ってたから、1位になるって決めて始めて、どっちかっていうと始めて(1位になりたい気持ちが)徐々に芽生えたっていうよりは、最初から狙ってた」と答えてくれた。
さらに試合前のルーティーンについて聞かれると、「朝イチ、コーヒー1杯。コーヒーまず飲んで、目覚まして。でまあ、音楽聞いて、テンション上げて、試合前に香水振りまくって試合する」と話す。特に香水は、「気分上がるし、空気を占領して試合する」ためだといい、この“気分を上げる”ことは、小田にとって大事なことなのだという。
その様子は、ホテルでも見ることができた。小田は大会期間中にも関わらず、宿泊しているホテルにスタッフを招き、「ここが僕のアナザースカイです」、おちゃめにドアを開けてくれた。部屋では愛用のジョーマローンの香水を使い、好きな音楽をかけ、部屋を自分好みの空間にカスタマイズ。小田は「家でも全く同じことしてるんですけど、それをこういうところでもやって。一週間住むということで、(空間を)ふんだんに使ってやってますね」と話す。