車いすテニス・小田凱人 中学1年生ぶりの再会 “身振り手振りで会話した”オランダの友人からサプライズ
2024.12.16 08:15アムステルダムでの観光を楽しむと、少し街から移動した一行。小田が中学1年のとき、初めて国際大会に臨んだ際に知り合った友人と再会することができた。現れたのは、当時まだ中学1年生だった小田の、付き添い運転手をしてくれた友人のロイさん。小田いわく「初めてオランダに来て、初めてしゃべった外国人。それで初めて仲良くなった外国人」だといい、握手して再会を喜んだ。
ロイさんは「2019年だったかな。小さかったよね」と、懐かしそうに話す。その頃の小田は、まだ英語も全く話せず、身振り手振りを使って会話をしていたという。ロイさんは、「今ではすっかり強豪選手になって、素晴らしい未来が待ってるよ」と、当時のロイさんと小田を映したツーショットの写真と共に、手紙をサプライズで渡してくれた。
“偉大な友人へ
「2019年、君をオーステルベークまでお送りしましたね。そのときのことで君が私のことを、一番記憶に残っている人と思ってくれていたこと、誇らしく感じています。あの時間は私にとっても楽しいもので、それからずっと、君のまだまだ始まったばかりのテニス人生を応援してきました。君は今や本物のトップアスリートで、これからも車いすテニスを通じ、たくさんの素晴らしいものを見せてくれることでしょう。このサプライズがうまくいくことを願っていますし、これからも時たま君と会ったり、連絡を取り合ったりできればいいなと思っています。君は本当にすごい人だ。そんな君に、たくさんの幸運と愛を。そして何より、君らしさを忘れずにいてください。この素敵な日をありがとう」と、思わぬプレゼントに驚きつつも、手紙を読んだ小田選手。感慨深そうな表情を浮かべ、ロイさんを見る。遠くからずっと応援してくれていた友人と、再び堅い握手を交わした。
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