市川團十郎「せがれはそのDNAを受け継いでいる」息子・勸玄くんの舞台姿に抱いた亡き妻・麻央さんの面影

歌舞伎俳優の市川團十郎（47）が12月13日放送の『おしゃれクリップ』に出演。市川新之助を襲名した息子・勸玄（かんげん）くんに感じた、今は亡き妻・麻央さんの遺伝子を語った。

番組では、市川海老蔵から十三代目 市川團十郎 白猿（だんじゅうろう はくえん）を襲名し、新たなスタートを切った團十郎と2人の子どもの関係性を特集。スタジオには市川新之助を襲名した勸玄くんと、市川ぼたんとして日本舞踊や俳優としても活躍する麗禾（れいか）ちゃんも登場し、プライベートでのパパの様子や、仲むつまじい親子の関係性を明かした。

子どもたちが普段のパパの姿を成績表形式で明かす『パパの通信簿』という企画では、カレーなどの手料理をしばしば振る舞うことがあるという父としての頼れる一面を子どもたちが披露。一方、團十郎も勸玄くんがコミカルな動きで家族を笑わせている様子を紹介し、家族で訪れた市川家の墓参りにて、訪れた報道陣の前に敬礼をしながら登場した勸玄くんのエピソードを「ユニークね」としながら語った。

ひょうきんな一面を持つ勸玄くんだが、番組のなかでは芸事について真剣に語る場面も。團十郎に宛てた通信簿の『仕事』という項目で、『こんな大人になりたいと憧れる』という内容に満点評価を付けなかった勸玄くんは、「その人になりたいっていう目標を立てることが好きじゃない。その人を真似（まね）ると絶対にその人より下になっちゃうじゃないですか」と大人顔負けの理由を明かした。

そして「最初のうちは真似しててもいいと思うんですけど、やっぱり成長していくにつれ、自分の人生を歩みたいと思って」という勸玄くんの言葉に、MCの山崎育三郎は「すごい、こんなこと言える！？」と驚きながら拍手を送った。