男らしさと女らしさに潜む“ジェンダーバイアス” 上田晋也「泣けない人間になっちゃった」理由とは
2024.12.13 11:30続けて pecoは、「例えばコップとか買いに行った時でも、息子が青が好きだから、青選ぶって分かってても、あえて青とピンクとかいろんな色差し出して、“どれにする?”って。選択肢を与えるようにはしてますね」と子育てで気をつけていることを告白。
すると女の子の母である犬山も、「我が家も、“女の子はピンク”、“男の子は青”とか決めつけないで育ててきたつもりだったんですけど」と切り出し、「保育園に行ってたんで、社会の影響をしっかり受けてて。ある日、“ピンクは女の子の色なんだよ。男の子は着ちゃダメなんだよ”って言うから、“えー”ってなって」と未就学児の日常にも“ジェンダーバイアス”が潜んでいることを回顧。
それを受けて、“同じ保育園にピンクが好きな男の子がいた時に傷付ける側に回っちゃう”と思い悩んだ犬山は、「夫がピンクの服を7着くらい買って、そこからもう“ピンクおじさん”として保育園にお迎え、ピンクで行くようになって。“ピンクもどんな子も誰でも着ていいんだよ”みたいな話をしてくれて、もうめっちゃホッとしたっていうことがありました」と振り返った。
続けて辻が、「子育てで言うと、“無意識の偏見”って言うのが親側にあるっていうのをアンケートで可視化したことがあって。『子育てで重要視することは?』っていうのを聞いたんです(SIL運営元:QO株式会社 2023年 調べ)。男の子の親は“リーダーシップ”とか、“経済力”が強くて。女の子の親御さんは“愛嬌(あいきょう)”とか、“かわいらしさ”を重視する」と、具体的なデータを提示。それを受けて上田は「自分では、“男の子だから”、“女の子だから”って分けてないつもりなんだけど、ついついこういう部分を求めちゃう」と反応し、“日常に潜むジェンダーバイアス”への理解を深める夜となった。
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