男らしさと女らしさに潜む“ジェンダーバイアス” 上田晋也「泣けない人間になっちゃった」理由とは
2024.12.13 11:30スタジオではクリエイティブディレクターの辻愛沙子が、「女性が言われるのって、“女性なのに”っていう、良かれと思って言う褒め言葉ですけど」と切り出し、「男性側は“男なんだから”っていうのがすごい多い気がして。“男の子なんだから泣かないの”とか、“男なんだからしっかり”とか、“常にマッチョたれ”みたいな。そういう男性側のしんどさっていうのもあるんだろなっていうのは」と“男らしさ”に縛られる風潮に同情。
それを受けて犬山紙子が、「研究結果として出ていて、 “男とはこうあるべき”みたいなものに対して、すごくこだわりの強い男性が、実はメンタルヘルスの問題を抱えやすくて。鬱(うつ)や自殺願望を持つっていう確率が、そうでない男性の2倍あるっていうような研究もある」と情報を追加すると、MCの上田晋也は「そんなに?」と驚き。
そして、pecoは、「絶対息子に、“男の子だから泣かないの”って。もう6歳になりましたけど、6年間1回も言ったことないし。そもそも“男の子だから”、“女の子だから”っていうワードも絶対使わないようにはしてます」と打ち明け、上田は「それがいいと思う」と同調。
そんな上田も、「すごい感動的なことがあったりとか、すごいつらいことや、悲しいことがあっても、俺、涙が出ないんですよ。本当泣いたことがないくらいな感じなの」と話し始め、「なんでかっていうと、5~6歳くらいの頃に親戚のおじさんがね、“晋也いいか?男は人生で2回しか泣いちゃダメだ”って。オギャーって生まれた時だと、1回は。もう1回は、お袋が死んだ時だと。“その2回以外泣くな”って言われて。俺、それが刷り込まれて、もう泣けない人間になっちゃったの」と、“日常に潜むジェンダーバイアス”を回顧。