元アンジュルム和田彩花「“清潔”で“純粋”で。そういうイメージを求められがち」アイドル界の“ジェンダーバイアス”とは?

2024.12.13 10:20

そして、クリエイティブディレクターで、会社の経営者でもある辻愛沙子は、「大学在学してる時に起業したんですけど」と振り返り、「“女子大生なのに経営者”とか、“女の子なのにクリエイティブディレクター”とか、“なのに”を常につけられる感覚はすごいあった」と、会社経営者が故に経験した“ジェンダーバイアス”を告白。

辻愛沙子の写真

さらに、「私が会社の代表取締役としていて、うちの男性の社員が一緒に会議に出てたりすると、永遠に彼の方を見て何かしゃべられて。“いないものみたいに扱われてるな”みたいなこととかっていうのはやっぱありましたね」と困った表情を見せた辻。しかし、コメンテーターとしてメディアに露出するようになってからは、「報道番組に出させていただく前と後で、結構態度が変わる方っていうのが多くて。“若い女の子に何がわかるんだ?”みたいなとこから」と複雑な心境を明かすと、スタジオからは共感の声が。

それを受けて犬山紙子が、「不動産会社とか行った時に、名刺もらうのが必ず夫っていうのはよくある。女性だと名刺がもらえない」と切り出し、思わず上田が「決定権がないと思われてるんですか?」と質問。すると犬山は「そう。“男性側がどうせ契約するから”っていうことで、女性には名刺を、目もくれないみたいなことめっちゃある、仕事場で」と、性別による差別の経験を明かし、辻が「超わかる〜」と同調。

辻愛沙子らの写真

続けて犬山が「会社経営してると、“男性の力を使ってどうせ…”みたいなこと言われません?」と投げかけると、辻が「言われたことありますね。男性が投資家としてついてたりすると、“え?なんか関係あんの?”って言われたりとか。“誰かにお膳立てしてもらったんでしょ?”みたいなことは言われたりすることありますよね」と返し、犬山は「“女性にそういった力はない”っていう前提のもとで」と反応。

さらに辻が「女性は“数字見れない”みたいなこと、すごい言われますね。“ファイナンス見れる男性つけた方がいいんじゃないの?”とか」と自身の経験を次々と思い返し、展開を見守った和田正人は「そんなボロカス言われるんすね」と驚き。

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