『3年C組は不倫してます。』11話 校内不倫の末に起きた、まさかの残酷な結末にSNS「視聴者の記憶にも刻まれた」
2024.12.11 17:0012月10日深夜に日本テレビ 火曜プラチナイト枠・ドラマDEEP『3年C組は不倫してます。』の第11話が放送された。
高校生の上村蒼(莉子)は、父親の不倫が原因で両親が離婚し、母・遥(国仲涼子)の母校でもある私立青応大学附属 高等学校・3年C組に転校。そこで初恋相手の橘伊織(杢代和人)と運命的な再会を果たす。しかし、伊織は元交際相手の同級生・高梨琴音(秋田汐梨)から、伊織の子どもを妊娠したことを告げられる。琴音は半ば強引に伊織と婚約へ。
蒼に突き飛ばされ流産したと激高していた琴音だったが、蒼は一連の騒動の責任を取り学校に退学届を提出。蒼の退学に納得できないクラスメイトの須藤奏多(ゆうたろう)は、伊織にも怒りをぶちまけていた。そこへ同じくクラスメイトの佐々木真鈴(田中美久)が割って入り、琴音の“偽装妊娠”を暴露。クラスが騒然となる中、真鈴は淡々と真相を話し始める。
琴音が伊織に妊娠を伝える際に見せたエコー写真は真鈴のもので、小遣い稼ぎのために真鈴がネットに出品したものを購入したのが、偶然にも琴音だったというわけである。
真鈴はさらに真相を話し続ける。黒板に蒼と伊織のキス不倫写真を貼ったのも琴音で、その騒動に乗じて蒼に突き飛ばされたふりをし、琴音は流産したかのように仕向けたのであった。そして琴音の流産の診断書は、真鈴がパパ活で知り合った産婦人科医の男(我が家・坪倉由幸)に頼んで偽造を依頼。
騒ぎを聞きつけたC組の担任・中野正義(細田善彦)と中野の妻でもある養護教諭の中野怜(森香澄)が駆けつける。
その2人の前で、さらに真鈴は続ける。担任の中野と不倫している動画を琴音に録画された真鈴は、それが明るみに出ると、未成年と不倫したことで犯罪になる中野をかばうため、琴音のいいなりになっていた。それでも、怜が妊娠していることを知った真鈴が中野を問い詰めると、中野は豹変し真鈴のことを“汚ったねぇ女”と罵倒。本気で好きになった中野の本性に絶望した真鈴は、復しゅうのため、すべてを白日の下にさらしたのであった。
すべてを知った怜は、その場で中野に離婚を言い渡し、中野の頬を張ると教室を後にする。
その後、改めて真鈴は蒼に謝罪し「蒼は何も悪くないから安心して」と言葉をかける。そして放心状態の琴音に対し真鈴は「あんたの負けだよ。高梨…」と言い放ち、教室の外に出ると、階段を上がりどこかへ向かった。
一方、琴音は「なんで、あたしじゃないの」と大号泣。「初めて好きになった人なのに…なんで上村さんなの!」と取り乱す。「もう勝ったつもり?」と話す琴音に蒼は、勝ち負けなどなく「ただ、誰かを好きになっただけ。好きになった人に振り向いてもらいたいって思っただけ」と本音を口にすると「私たちみんなボロボロだよ」と涙ながらに力無くつぶやく。このシーンにネット上では「恋愛って本当良くも悪くもすべてタイミングだよね」という投稿も見られた。
その頃、真鈴は学校の屋上に来ていた。追ってきた中野を真鈴は「来ないで」と突き放す。自分が負った深い傷に比べて中野からしたらかすり傷にもならないと嘆く真鈴は「1つだけあるよね、先生に一生覚えてもらえる方法…」と笑顔を見せそのまま身を投げた。校内は悲鳴に包まれ、中野もその場で崩れ落ち、大声をあげるしかなかった。
真鈴のSNSには「私、今日が誕生日だったんだよ。せっかく18歳になれたのにな」という言葉が残されており、地面に叩(たた)きつけられた真鈴の目からは、涙があふれていた。残酷すぎるこの結末に「先生だけでなく視聴者の記憶にも刻まれたであろう真鈴」「真鈴ちゃんが笑顔で余計に胸が締め付けられる」とSNS上でも大きな反響を呼んだ。
次回最終話。真鈴の事件から1か月が経ち、少しずつ日常を取り戻しつつあったC組だが、そこに蒼と琴音の姿はなかった。この1か月の間に何があったのか。それぞれの出した答えとは?
『3年C組は不倫してます。』
毎週火曜 24時24分から日本テレビ系にて放送
公式サイトはこちら
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