Mrs. GREEN APPLE大森元貴「1軍っぽい陽キャが苦手」嫌だった若井滉斗と意気投合するまでの秘話を語る
2024.12.11 09:153人組バンド・Mrs. GREEN APPLEが、9日放送の『しゃべくり007』に初出演。ボーカル・ギターの大森元貴が、ギターの若井滉斗と組むまでの、紆余曲折の秘話を明かした。
これまで彼らがリリースした楽曲の中で、ストリーミング再生回数1億回を超えた曲は20曲。これは日本のアーティスト史上、歴代最多となる。
全ての曲の作詞作曲編曲を担当する大森は、2年連続で作詞家・作曲家チャート年間1位を記録している時代の寵児(ちょうじ)。そんな大森は、小学生の頃から今までずっと「クラスの1軍っぽい陽キャが苦手」だと語りだし、ステージで見せる“陽キャ”のイメージは、がんばって作っているもので、本来の姿ではなく、「日々、闇、なので、しわ寄せで全部」と仮そめの姿であることを告白した。
一方、大森の小中学生時代に、同級生のヒエラルキーのトップにいたのは、実は若井だったという。「(若井は)すごいんですよ、めちゃめちゃ告白されてて、めちゃモテてたんですよ」という大森に、番組MC上田晋也が「じゃ、若井君のことも嫌いだったの?」と聞くと、「めっちゃ嫌いでした」と、当時の正直な心情を明かした。
大森が初めてバンドを結成したのは小学校6年生の時。兄の影響でベースとボーカルを始めた大森は、当時すでに自ら作詞作曲したオリジナル曲を作っており、「卒業式とかで、思い出というか…ちょっと目立ちたくて」と、隣のクラスの担任の先生にギターを、友人にドラムは担当してもらい、みんなの前で披露したという。
その曲は「“僕がヒーローだったら”みたいな歌詞で、デビューしてから、その一節を実は、ミセスになって入れてたりして」と、小学生の時に作ったフレーズをデビュー後に使っているという驚きの事実を明かした。
さらに、「小学生の時に“もうこれで行くんだ”と音楽への道を決めたので、曲を作るのが楽しくて、呪われたように毎日曲を作ってまして、そしたら、学校そっちのけで曲を作るようになったんですよね」と語りだした大森。
「不登校とかの自覚はないんですけど、ちょっと(学校から足が遠のき)ずっと曲を作るっていうゾーンに入った感じですね」と当時の状況を話した。
上田から、「その時の大森君の行動とかちょっと知ってたりする?」と聞かれた若井は、「学校にまったく来ないから、何してるんだろうなと思って…僕は当時ギターも始めてたし、元貴が音楽活動してるっていうのは学校でも有名だったんで、話してみたいなと思って」と語りだし、音楽の話を学校で語り合いたかったため、通学路が真逆だったが毎朝大森の家のチャイムを押し「今日来る?」と聞きに行き、毎回「行かなーい」といわれていたことを明かした。
しかし大森にとっては、自分の苦手な“1軍っぽい陽キャ”の若井が毎朝来るのは嫌で、“恐怖のピンポン”だったと、当時の心境を振り返ると、スタジオに笑いが起きた。