山下智久が「東京コミコン2024」に登場 国際エミー賞トロフィーを手に「本当に幸せなことだと思います」
2024.12.10 18:45撮影秘話について話が及ぶと、山下は「色々な国で撮影の旅を行い、セットや実際にあるワイナリーを訪れたりしました。監督と美術さんが細部にまでこだわってセットを作り上げていることを肌で感じ、まるでアート作品のように思いました。撮影はもちろん⼤変でしたが、そんな空間で演技ができていることに興奮して、とてもやりがいを感じながらチャレンジできました。毎回良い驚きのあった現場でした」と充実感であふれた撮影現場を振り返った。
フルールは記憶に残っているシーンとして「カミーユが最初にティスティングしないといけないシーンで、実はぶどうジュースを飲んでいたのですが、15~16 回ほど撮影を繰り返したのでフラフラになってしまい、監督に最後にしてほしいと頼んだこともありました」と裏話を披露すると、監督はすかさず「本当のワインにすれば良かった!」とお茶⽬な掛け合いも披露。
そして、国際エミー賞の受賞について触れられると、おもむろに監督がリュックの中から金色に輝く国際エミー賞のトロフィーが取り出され、会場からは溢れんばかりの歓声と拍手が。今回、国際エミー賞の受賞式の会場に駆けつけることができなかった山下にトロフィーが⼿渡されると、「重みがすごいです。約10か月間スタッフと⼀緒に撮影で様々な場を旅しながら、色々な試練を乗り越えて、心を 1 つに支え合いながら一生懸命に作品と向き合ってきました。それをこのように評価していただき、本当に幸せなことだと思います」と、改めて受賞のよろこびをかみしめた。
フルールは、「大きな達成ができたと思います。今回は演じた私たちだけではなく、クルー全員に贈られた賞だと思います。本当に夢のようなことが実現したと思っています」と声を弾ませて答えた。
Season2について問われた監督は、「あまり多くのことは語れないのですが、実は朝 5 時まで撮影をしていたんです。その後1日会場いる山下さんはすごい体力と精神力の持ち主だと思いました」とハードスケジュールをこなす山下への尊敬の念を⼝にする場面も。そして、「Season2は新しい場所に行き、お互いの内面・外見も発⾒し合っていくという重要なシーズンです」と、新たな物語が楽しみになるような見どころを披露。
最後にワインが好きかという質問に、山下は「フランスでの撮影の休日では、友人に教えてもらったフランスワインを飲むようにしていました。撮影後にはセラーを購入して⾃分でも色々なワインを集めて、勉強するのが楽しみになりました」とこの作品がきっかけでワイン好きになったことを告白。
フルールは、「父が料理人で、子供の頃からワイナリーに連れて⾏ってくれていました。その頃からワインの香りが好きで、ワインへの感覚が研ぎ澄まされました」と役と重なるエピソードを披露した。
ステージから去る最後の瞬間まで大きく会場に手を振り続ける山下、ハートマークを作り会場に沢山の愛を振りまくフルール、お茶目な笑顔を見せる監督の3人での息のあったステージが幕を閉じた。
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