加藤シゲアキ 〝カレーと小説って相性がいい…?”本場スリランカで料理腕前を披露

2024.12.9 11:30

好きになりすぎないように。しかしそんなスリランカの人々でも皆が愛してやまないのは、カレー。「前回スリランカ来たときに、カレーのおいしさにさらに気づき、そこからカレーの沼に…」と、加藤もすっかり、その魅力に取りつかれたという。日本でもスパイスカレーを自作するほどのハマり具合というが、「なんとなく自分のパターンが決まってきてしまって…、なんか“それでいいのか”。成長をあきらめてる自分に納得がいかない」と言っていると、現地レストランで本場のシェフの手ほどきを受けることとなった。

「こんな、キッチンに入れてもらえるんですか?」と興奮気味に入ると、なぜか、本場のシェフの前で加藤がカレーを作る展開に。後ろから3人のシェフに見つめられながら、日本人である加藤が調理するという、少々スパルタなレッスンが開始した。

とはいえ本場でのスリランカカレー作り。「スリランカでカレー作ってる。テンション上がるなあ!」と、厨房に立つ。「まず最初に油に種の香りを移すんですけど、それはパウダーじゃなくて…」手慣れた様子で調理を進めるが、味を左右するスパイスを投入する段階で、それまで加藤の真後ろで観察していた料理人たちが動き出した。

「もう少しチリパウダーを入れよう」、「周りに色がつくまで混ぜるんだ」、これまでの静観がウソかのような怒涛のアドバイス。あれよあれよという間に、フライパンも加藤の手から離れ、自らの手でいため始めてしまい、すっかりレッスンのような形になった。

加藤シゲアキ

最後にトマトを加え、仕上げにココナッツミルク・カレーローストパウダーを加え煮込めむと、本場のスリランカカレーが完成。「いただきます!」と口に運ぶと、「うまい!」とまず一言。「食べてすぐにうまい。でも普段作ってるのと全然違う。なんでだろ…。すごいスパイスの香りが強くてすぐ弾ける」と話す。「でもカレーって、スパイスの種類が少なければ少ないほどカッコいいみたいなところあるんすよ。足し算で表現していくっていうことをやりたくなるんだけど、いかに少ないスパイスで香りを引き出していくかっていう。それでいうと今日のはめちゃくちゃ少なかったと思う」と、本場料理人たちのスキルに舌を巻くのだった。

VTRを観ていた今田が、かつて芥川賞作家ピース・又吉が番組に出演した際のことを思い出し「又吉もインドに行ってさ、アナザースカイで。まさに厨房でカレー作って、すっげー指導されてて、小説家あるあるなの?」とコメント。加藤は「カレーと小説ってたぶん、めちゃくちゃ相性がいいんだと思うんですよね。神保町にカレー屋が多いのもね」と返すと、今田も合点がいった表情。“小説家はカレー好き”意外な共通点の発見だった。

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写真提供:(C)日テレ

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