加藤シゲアキ 〝ゴーストライターいるんだろ”心ない言葉に「ほめ言葉だと思ってて」と語る胸中は…

2024.12.9 11:00
加藤シゲアキ

加藤シゲアキが、7日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。インドの南に浮かぶ島国・スリランカに訪れた加藤。6年前に初めて訪れ魅了された豊かな自然と文化に改めて触れた。

旅の最終日、加藤らは世界文化遺産『シーギリヤロック』に向かった。「この旅1番の天気」。雨続きだった今回の旅で、ようやく青空を見えることができた。「出た。でかいなーやっぱ」と指さしたのは、スリランカが誇るシーギリヤロック。森の中にそびえ立つ、マグマが硬化してできた一枚岩に王宮が建造された。

王宮が作られたのは5世紀の終わり。弟に王位が継承されるのを恐れ、実の父に手をかけたといわれるカーシャパ王が建造したとされる。逃げてきた王は、山の中でこの場所を見つけて宮殿を築き、最後はその王は自害するという。その歴史に「これだけ立派なものを作って、そういう結果になるっていうのがなんか、歴史としては面白いところっていうか」と思いをはせる。歴史も物語と話を続けるが、物語を作る側となった自分について語り始めた。

「芸能人で作家やってっていうので、最初から、よく思われることを期待してなかった。それでもなんというか、自分のなかでやんなきゃいけなかったんですよ。人生で頑張んなきゃいけない瞬間っていうのが何回かしかないとして、“今小説を書けなかったら、一生何もできないんだろうな”って」。2011年に小説を書き始めた加藤だが、当時は劣等感にさいなまれた時期であったという。

「10代とか20代前半まではもう、今でいう“自己肯定感”みたいな言葉はゼロで、グループの脚を引っ張ってる感覚もスゴいあったし、ほんとに自分はなんか、“何の価値もない”みたいな気持ちでずっと生きてた。もちろんパフォーマンスも頑張らなきゃいけないんだけど、頑張ってもなかなか結果がついてこないっていうときも沢山あったし、キャリアだけはいっちょまえで、実力がついてこないから、そんな自分を見て見ぬ振りしながら、なんか何者でもない」と、今の姿からは想像すらできないい思いを吐露した。

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