加藤シゲアキ 〝ゴーストライターいるんだろ”心ない言葉に「ほめ言葉だと思ってて」と語る胸中は…
2024.12.9 11:00スタジオではさらに、「“自分は辞めた方がいいんじゃないか”ってスゴい思ってたんです。みんなのために」と、当時の思いを赤裸々に語る。そんな折、小説を書き始めた。「なんかね、なんでもよかったんですよ。成し遂げられれば。自信が持てる何かがあれば。自分で行動して、それが何とか形になって、周りが面白がってくれてっていう。できないと思ってたことができたら、スゴい自信になるじゃないですか。小説書いたことで、ほんとに性格が変わって、ポジティブにもなったし、自信も出たし、楽しく生きれるようになった」と、創作を通して、自身の変化を感じていた。
「なんでもよかった」と言いつつ書き始めた小説は、しかしいつしか、加藤の心情に大きな変化を生み、「ゴーストライターいるんだろ」、そんな心ない言葉にも、「ほめ言葉だと思ってて、本人に書けないぐらい、面白いからゴーストライターって言ってもらえるので」と、ポジティブに変換できるようになったと話した。
「急だよ傾斜は結構。てっぺんを目指すよ」。アイドルとともに、12年間書き続けてきた作家としての自身を振り返りながら岩壁を登る加藤。ほぼ垂直な岩肌に設置された階段を、一段一段登っていく。そしてとうとう、頂上の遺跡にたどり着いた。
「すげえええ!感動。また帰ってきたって感じがする」と見渡した王宮跡。これまで数々の絶景を観てきた司会の今田耕司も、「これは価値あるで。スゴいな人間」とスタジオで驚きの声を上げた。
「絶対に来てよかったじゃないですか。こんない晴れてて、ずっと雨の日も続いてて。なんか歓迎してもらえてる感じがしますよ」。眼前に広がった絶景を前に、感慨深げに話す。遺跡に腰を下ろすと、「なんかね、僕それこそせっかちだから、休まないので、オーバーしてるときがあるんですよ。そういうときにスリランカ来て、“好きになりすぎない”とか、人間性もスゴい優しくて柔らかいし、ここに来るとスゴい整うっていうか。1回リセットしてもらえるんすよね」と、最後にはスリランカへの愛を口にし、旅を締めくくるのだった。
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