「親への反抗でボカロを聴き始める」シンガーソングライターとしても活躍するボカロP・syudouの音楽人生を掘り下げる
2024.12.7 20:152014年、受験が終わり大学入学。時間の余裕ができたため精力的にボカロ曲の作曲を行った。しかし2018年、syudouは音楽の道ではなく一般企業に就職することを選ぶ。バカリズムにその理由を聞かれたsyudouは、「大学の4年間、いろいろ作ったりとかデモテープとか送ったりしたんですけど、目に見える何かはなかったので」「熱量高めの趣味くらいの気持ちだった」と、音楽で食べていくことは考えていなかったことを明かした。
その後syudouは、ボカロPとして次第に認知されるようになり、2020年1月に会社を辞めてボカロP一本で生きることを決める。そして、数か月後にAdoに楽曲を提供する話を受け、『うっせぇわ』の作曲を始めた。もともとAdoがsyudouのボカロ曲の「歌ってみた」をアップしていたこともあり、Adoのメジャーデビューが決まった際に白羽の矢が立ったのがsyudouだった。
2020年は、YOASOBIのコンポーザーであり友人であるAyaseが『夜に駆ける』で知名度を上げた頃。syudouは「やばい!ってなって、同期にイチ抜けされた!みたいな気になって、すごい熱量でやりました」と当時のモチベーションを語った。
そして、2021年には自身初の歌唱曲を発表し、シンガーソングライターとして活動を開始。その翌年には初のオンラインライブを、3か月後には初の有観客ライブを開催し、どちらのライブも成功させた。今は人気アニメ『チェンソーマン』のタイアップや他のアーティストへの楽曲提供を行っており、来年5月には日本武道館でのワンマンライブも決定している。
画像提供:(C)日テレ
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