和歌山県橋本市の名産“はたごんぼ” 極太ごぼうだからこそできる絶品料理に金子貴俊「えげつなくうまい」
2024.12.7 19:30タレントの金子貴俊が12月7日放送の『満天☆青空レストラン』にゲスト出演。MCの宮川大輔とともに和歌山県橋本市で、直径6㎝という規格外の大きさを誇る極太ごぼう“はたごんぼ”を使った絶品料理の数々を楽しんだ。
今回の食材“はたごんぼ”は、橋本市でのみ栽培される極太ごぼう。一般的な大きさの品種をこの地域独特の土壌で長期間育てることで、驚きのサイズに仕上がるのだという。時には重機を使った収穫も必要なこの“はたごんぼ”だが、炭火焼きにすると豊かな香りと濃厚な甘みが広がるなど、味わいも格別。2人はそんな“はたごんぼ”を使った数々の料理に舌鼓を打った。
まず登場したのは、この地域で代々伝わる郷土料理『はたごんぼ寿司』。“はたごんぼ”をある程度の長さに切って、ゆでて柔らかくしたら、筒状の型抜きで中身をくり抜く。太さ6㎝以上のごぼうでしかできない調理方法だ。中をくり抜いた”はたごんぼ“を、今度は和風だし・しょう油・砂糖・めんつゆで30分甘辛く煮込む。そして、味がしみ込んだ“はたごんぼ”の中に、にんじんを混ぜた酢飯を詰め、食べやすい大きさにカットしたら完成。
太い“はたごんぼ”だからこそできる一品に、金子は「めっちゃうまい」と目を見開くと、「ごぼうがとっても柔らかくて、よりごぼうの旨みが広がる」と驚いた。さらに宮川も「どことなく懐かしい、おばあちゃんとかおふくろの味」としたうえで、最長で1mにもなる“はたごんぼ”を切らずにそのまま酢飯を詰めて食べたいと語った。
続いてもその太さを生かした一品として、『はたごんぼのはさみ揚げ』が振る舞われた。斜めにスライスした“はたごんぼ”に薄く片栗粉をまぶし、卵を産み終えた親鶏である“ひねどり”のひき肉などで作ったタネをはさんで揚げる。こんがりと色のついたはさみ揚げに、しょう油ベースの甘辛ダレを合わせると、金子が「フランス料理に出てきそうじゃないですか」と語るほど、見た目にも美しい料理に仕上がった。
ひと口食べた宮川は、予想以上のおいしさだったのか「わー!」と絶叫したかと思うと「あはは」と笑いだした。そして「旨みが濃いからほんとたまらん」と、“はたごんぼ”とひねどりの組み合わせを絶賛。金子も「お肉が入ることでよりごぼうのうま味が華やかになる」とコメントした。