『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』来週最終回!謎めいたタイ人・クリット(Great)と“??(小波津志)”の過去が明らかに…【第10話】
2024.12.7 13:0012月5日(木)に読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』第10話が放送された。ついにタイ人の容疑者クリット・ウォンラット(Great)と謎の男性(小波津志)の過去が明らかに…!?
※以下ネタバレを含みます
人の目を見ることで【感情の色】を見ることができる主人公・心野朱梨(飯豊まりえ)。 Season1の放送から2年が経ち、朱梨は警視庁捜査一課八係へ出向することに。新たなメンバー、そして新たなバディ・滝沢(影山優佳)と共に事件の謎を解明していく。そんな警視庁捜査一課八係のメンバー5人の場面写真が新たに解禁。これから様々な事件に対峙することになる捜査一課八係。どんな事件、被疑者たちが待ち受けているのか…。
◆ついに姉・紫織と再会。クリットの過去も明らかに…!
クリット・ウォンラット(Great)は、山神(安井順平)に殺害されたバディのチャーノン(小波津志)のためにも、山神の正体を暴くためタイの公安警察であることを隠して日本に来ていた。そして新たに明らかとなった山神と多々良(西原亜希)の娘、さくら(永尾柚乃)の存在。
2つの殺人事件の真相と紫織の居場所が明らかとなったとき、まさかの出来事が。なんと山神が遺体で発見されたのだった。しかもその凶器からは風早(浅香航大)の指紋が…!?
ついに迎える、衝撃の最終回───朱梨が辿り着く、驚くべき真実とは…?
◆第10話振り返り
自分がタイの公安警察で、山神(安井順平)を追って日本に来たことを明かしたクリット・ウォンラット(Great)。クリットはタイ警察で横行している腐敗を正すため、バディのチャーノン・サエタン(小波津志)と任務にあたっていた。バディのチャーノンは「タイを良くしたい」という強い信念を持っていた。
クリットは捜査の中で、タイ警察とつながっている犯罪組織のリーダーが日本人であることを突き止めた。それが山神だという。3年前にタイで山神の犯罪組織の摘発に入ったが、チャーノンはそこで殉職してしまう。
しかし、山神を捕まえることができず、バディのチャーノンのためにも山神を追って、日本まで来たのだった。 捜査の過程で、山神と朱梨(飯豊まりえ)の姉・紫織(松井玲奈)の間に何らかのつながりがあるとわかり、クリットは逮捕前に様子を探りに行っていた。被害者の一ノ瀬は、本当はクリットの協力者で、以前から犯罪組織内の待遇に不満を抱いており、組織とタイ警察の不正の証拠をクリットに流すことになっていたという。
一ノ瀬とホテルの一室で待ち合わせをしていたクリットは、部屋に行くとテーブルに置いてあった資料を手に取るために、上に置いてあるペーパーウェイトに触れた。するとその瞬間、強い「愛」の感情を感じ、不思議に思い、しかもその資料は偽物だとわかった。室内を確認していくと奥で血を流して倒れる一ノ瀬の遺体が。一ノ瀬を殺害した犯人は凶器であるペーパーウェイトをクリットにわざと触らせて、罪を着せたのだった。逃げずに警察に起きたことを話すべきだったのでは、と尋ねるとクリットは「山神は日本の警察にも影響力を持っているから信用できなかった」と話した。信用できない日本の警察の中で、なぜ朱梨には会おうとしたのか?それは朱梨たち姉妹を知ることが山神の目的を知ることに繋がると考え、わざと逮捕されたのだった。
クリットは一ノ瀬と二見を殺した犯人、そして山神がなぜ紫織を狙っているのかがわからない、山神の本性を暴くことが犯人に辿り着き、紫織を助ける近道だと話す。クリットの話をもとにタイ警察に問い合わせ、手続きが済み次第クリットを釈放し、非公式に捜査に協力してもらうこととなった。風早(浅香航大)は山神の捜査で忙しく、しばらく姿が見えなかった。
紫織の事件で殺害された二見智子(和田光沙)が、紫織に紹介した就職先の介護施設の代表が、山神ということもわかり、二見の杖に残っていた【罪悪感】の感情から、紫織を山神に引き渡そうとしていたのではと推察された。山神は2つの事件に関してアリバイがあったが、一ノ瀬が殺害された凶器に残る【愛】という感情から、犯人は山神に近い人物で、愛の感情を抱いている可能性が高いと見られた。