【先週読まれた人気記事】『放課後カルテ』率直な物言いで孤立する児童に牧野(松下洸平)は…「いたなぁそういう子」「大人社会でも同じことある」
2024.12.7 11:40バスに乗った聡とれいかを自転車で追いかける牧野。2人が向かった先は、聡の父親が勤めている場所だった…。しかし、父親は仕事を辞めたと告げられ、聡とれいかは追いかけてきた牧野に捕まってしまう。
聡がフラフラとしゃがみこんでしまう様子を見て、牧野は聡を病院に連れていく。そこで働く順子に面会するが、相変わらず聡は口を開こうとしない。
実は聡は、ケンカする両親に「ケンカしかしないなら別れればいいだろ」と言ってしまったことで父親が本当に出て行ったと思い込み、ふさぎ込んでいたのだ。「僕が元通りにしなきゃって…」
しょうがないとあきらめている聡。その様子を聞いていたれいかが、聡のさみしい気持ちを思い代弁する。「しょうがないじゃなくて、さみしいでしょ?違う?」その声に押されるように聡は順子に本心をようやく打ち明けて…。
そして月曜日―。
相変わらず、保健室にいるれいかは、そこで藤岡の授業を受けていた。そこへ、登校してきた聡が現れ…。「僕が学校に行ってちゃんとご飯を食べて元気でいないと、母さんつらいみたいだから」そういう聡に「えっあたり前じゃん、今頃気付いたの?」とれいかは返す。
牧野は相変わらずはっきりものを言うれいかに、聡が変わったのはお前のおかげかもな、と告げるのだった。
そして聡の変化に影響されたれいかも、成長を見せる。クラスに戻ってみんなに自分の発言について、お願いしたのだ。「今度から教えてほしいの。今のは嫌だったとか、自慢だとか。私そういうの鈍くて…」そして素直に謝り、仲直りをして―。