明石家さんま「あの旅行が1番人生で楽しかった」若かりし頃の、ハワイ旅行での深イイ話とは
2024.12.6 10:4512月1日放送の『誰も知らない明石家さんま』では、若かりし日の明石家さんまが旅行先のハワイで行なったというあるエピソードが公開された。
そのエピソードを番組に寄せたのは、大阪府在住の西川さんという男性。今から42年前、世の中は漫才ブームの絶頂期で、明石家さんまも若手のホープとして人気急上昇中。そんなとき、当時22歳の西川さんは大学の卒業旅行として友人たちとハワイ旅行に。彼が友人たちとワイキキビーチを歩いていると、突如さんまが現れ「おい、君ら大学生か!ちょっと話しよ!」と声をかけてきたのだという。西川さんたちは突然の有名人登場に喜びつつ「なんでさんまさん1人なんだろう?」という疑問も。実はこのとき、さんまは番組の景品で獲得したハワイ旅行に1人で来ていたのだそうだ。それからしばらくの間、ワイキキビーチで漫才ブームの裏話などを延々しゃべり続け、西川さんたちも「ずっとしゃべりっぱなしで大丈夫なのかな?」と心配していたという。
ひとしきりしゃべり終えたさんまが離れようとすると、西川さんはワイキキビーチで見る夕日がきれいなので一緒に見ないかとさんまを誘ってみた。特に明確な返事もないままその場を離れたさんまだったが、それから2時間後、夕日が見える時間帯になり友達と海を眺めていた所に、なんとさんまが両手に缶ビールを抱えながら現れたのだという。その後さんまは、再び2時間以上しゃべり続けたとのこと。
すっかり日も沈んだ頃、1人で寂しそうだったさんまを自分たちの夕食に誘った西川さん。「考えとくわ」といってさんまはその場を離れたが、その2時間後、彼らが食事を楽しんでいた所に再び両手に缶ビールを抱え、またしてもさんまが現れた。さんまは食事にも手をつけることなく、夜中の2時まで5時間にわたってひたすら1人でしゃべり続けていたという。
このエピソードは過去にこの番組でさんまの口から語られていたが、そのときさんまは「(西川さんたちが)すっごいええヤツって1発でわかったの」「あの旅行が1番人生で楽しかった」と語っていた。これを放送で見た西川さんはあまりのうれしさに泣きそうになり、当時の仲間もみんなさんまのその言葉にウルっと来ていたそう。そのときを振り返り西川さんは「うれしかったですね…」としみじみと語っていた。