アナの服は、もともとエルサのものだった…!?『アナと雪の女王2』エルサとアナの服装秘話とは?

2024.12.6 09:30

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

12月6日は、『アナと雪の女王2』を本編ノーカットで放送。『アナと雪の女王』のその後を描く続編となる本作は、前作の記録を塗り替える大ヒットとなった。

真実の愛によって姉妹の絆(きずな)を取り戻したエルサとアナ。ある時、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、姉妹はアレンデール王国を離れて未知なる世界へ。姉妹の新たな冒険の果てに待ち受ける、思いも寄らない真実とは?

今作で注目したいポイントの1つがエルサとアナの服装。アナの旅用の服装は、もともとエルサのためにデザインされたものだそう。しかしエルサのキャラクターが変化したことで、その服装は、エルサの性格を反映させたものではなくなってしまったのだ。そこで、シルエットや色彩を、アナのメインの服装に使用したのだという。

また映画の始まりでアナは、若さを象徴するようなアイボリーのドレスを着ているが、旅用の服装では黒が多く使われていることにも注目。これは、彼女が強く、真剣になるべき時を知っていることを表現しているのだ。映画におけるアナの成長を、服装で追うこともできるのでそちらも要チェックだ。

一方、エルサの服装は、そのほとんどが、彼女が魔法を使って作ったもの。しかし旅におけるエルサの服装はシルエットを変えなければならず…。床まで届く長さのドレスでは、森を探索し、海を泳ぐことに真実味がないため、裾のラインをあげなければならなかったと、デザイン・プロデューサーは公開当時に語っている。

『アナと雪の女王』をシリーズで放送している金曜ロードショー。次週は、クリスマスをテーマとしたディズニー作品、『アナと雪の女王/家族の思い出』と『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』が放送となる。そちらを楽しむためにも、本作をお見逃しなく。

【ストーリー】
アレンデール王国の女王となったエルサ(松たか子)は、アナ(神田沙也加)、クリストフ(原慎一郎)、そしてオラフ(武内駿輔)と共に幸せな日々を過ごしていた。しかしある時、エルサは不思議な歌声を聞くようになる。その声に導かれるようにエルサが魔法を使うと、アレンデールに嵐が襲来。トロールの長・パビー(安崎求)は、精霊の怒りを鎮めなければアレンデールを救うことはできないとエルサに告げる。

エルサは、アナとクリストフ、トナカイのスヴェン、オラフと共に、風・火・水・大地の精霊に守られた魔法の森へ向かうことに。誰も入ることのできないはずの森の霧は、エルサたちを中へと誘い込む。霧の中には、かつて父に仕えていた護衛の兵・マティアス中尉(松田賢二)とアレンデールの兵士たちがいた。マティアスは父が立派な王になった話を聞いて喜び、その死を知って悲しむ。その時突然、火の精霊・サラマンダーが現れ、森が炎に包まれる…!!

『アナと雪の女王2』(2019米)
監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
脚本:ジェニファー・リー、アリソン・シュローダー
製作:ピーター・デル・ヴェッコ
音楽:クリストフ・ベック
楽曲:クリステン・アンダーソン=ロペス、ロバート・ロペス

声の出演 ()内は原語版
エルサ:松たか子(イディナ・メンゼル)
アナ:神田沙也加(クリステン・ベル)
クリストフ:原慎一郎(ジョナサン・グロフ)
オラフ:武内駿輔(ジョシュ・ギャッド)
イドゥナ王妃:吉田羊(エヴァン・レイチェル・ウッド)
マティアス中尉:松田賢二(スターリング・K・ブラウン)

写真提供:(C)日テレ

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