不妊治療中に精神的に辛かったことは?経験者がDEEPに語る 竹財輝之助「両親は簡単にいってきます。“子どもまだか”って」
2024.12.5 11:00さらに「“絶対に子どもができる”って、その希望がないじゃないですか。だからもう途中からつらくなってきて。一緒に不妊治療してた人がいたんですけど、“私できた”って連絡きて、“おめでとう”っていう反面、複雑な気持ちですっごい苦しくなったりとかして。途中から“心をなくそう”と思って、心のスイッチを切って無になって、何も感じれなくて、自分が」と思い悩んだ日々を振り返った安田は、「“自分のこと嫌いになっちゃう”っていうのもあったし、本当にメンタルを失ってました、完全に」と当時の胸の内を明かした。
そして上田が、「“妊活で休みます”とかっていうのは、今ちょっとはいいやすくなってきました?」と振ると、キンタロー。が「当時のマネジャーさんもまだ未婚で、そういう経験もまだしてなかった方なので特になんですけど、“仕事を頑張りましょうよ”っていう感じだったりとかして。なかなか理解っていうのは難しかった」と打ち明け、上田は「まだ世間の理解がちょっと追いついてないようなね。“妊娠してしばらくして休みます”はわかるけれど、“妊娠してないのにもう休むの?”的なのって感じたりしません?」と再質問。
すると杉山愛が「オフィスに勤められてる方は、時間のやりくりが難しいんじゃないかなと思うんですよね」と話し始め、「生理が来て、そこから“何日後に来てください”っていわれたら、計画たてたくても体次第といいますか。やっぱりその流れに沿って行動しなくてはいけないというところなので、そんなに前もって休みを取れないんですよね」と、突然休まなければならない事情を説明。
不妊治療は卵子の育ち具合によって治療の日程を決めるため、急にスケジュールが決まることが多く、さらに、卵子の育ち具合を頻繁に確認しなければいけないため通院の頻度も週に1~2度と多くなる。上田は「今の話聞いたらそれは無理だなと思いますよね。仕事との両立が」と理解を示した。