和田雅成×笹森裕貴インタビュー!あの頃の“カッコつけていた”エピソードを告白。

2024.12.4 17:00

――役にちなみ“あの頃はカッコつけてました”というエピソードはありますか?

和田:僕は何年か前まで、お客様がいてほしい自分であろうとしていました。お客様からSNSやお手紙でいただいた“こうしてほしい”という要望に従って、“本当の自分”より“要望に寄り添った自分”であろうとしていたんです。もちろん今も、お客様第一ではありますが、要望に合わせた自分よりも、自分という存在にお客様についてきていただけたらうれしいなと思うようになりました。

考えが変わったのにはきっかけがあって、“この舞台を最後にしようかな”と思っていたある舞台で、当時61歳だった宮本亞門さんが“私は還暦を終えて、今1歳なんだ”っていう考えを持っていたんです。亞門さんの“私は1歳だから、今から自分のやりたいことだけやって生きていくんだ”という考えを知って、僕も“この世界をもっと自由に生きよう!”と、考えが一気に変わりましたね。

和田雅成の写真

笹森:僕は、野球歴が9年半なんですけど、カッコつけて10年ってウソついています(笑)この9年半を10年と言ってしまうのは、だいぶでかくて… 本当は年長の途中から野球を始めて中学卒業のタイミングでやめているんですけど、10年って言うと“高校1年生まで野球をやっていたんだ”と思われてしまうんです…(笑)

笹森裕貴の写真

――2人で歌ったエンディングテーマの出来栄えは?

和田:声のバランス・相性がすごくいい!曲自体もステキで、良い意味でちょっと懐かしく、かわいらしい曲になっています。今、一昔前の曲が流行っていて、僕もそういう曲が大好きなので、このエンディング曲のかわいらしい感じは、めっちゃ好きです。歌詞にある「いつかきっと思い出すような恋なら、ちゃんと伝えたいんだ」という部分の、“伝えたい”というフレーズが、すごくストレートで良いなと思いました。

笹森:レコーディングは別々でしたが、和田さんが先に声を録っていたので、和田さんの声を聞きながらレコーディングをしました。恐れ多いですが、僕も声のバランスが良いなとすごく感じて、めっちゃ歌いやすかったです。本当は、後から声を録ると、歌い方とかブレスの位置を合わせるのが大変なんですけど、そこも気にすることなくそのまま歌っても大丈夫でした◎

和田雅成と笹森裕貴の写真

――オープニングテーマも歌っている和田さん。こちらの出来栄えは?

和田:今回のドラマの脚本家・私オム(わたしおむ)くんが作詞してくれて、すごく僕のことをイメージしながら書いてくれたんです。僕が共感できるということは、世の中の誰かにも共感してもらえる、そんな歌詞になっているんじゃないかなと思っています。

和田雅成の写真

――最後にドラマの見どころを教えてください。

和田:本当に愛と優しさがすごくあふれたドラマなので、見てくれた方には穏やかな気持ちになってもらえると思います。佐田と宇野の会話やみんなとの会話、そしてセリフをしゃべっていないところからしゃべり出すまでの間など、細かい部分も楽しんでもらえるとうれしいです。

笹森:世の中には、いろんな人がいて、いろんな考えがあるっていうのを、うまく表現できていたらいいなと思いながら演じました。人それぞれ抱えているものや、思うことは違うものなので、人とずれているからダメだとかっていうのではなく、“正解なんてない”っていうのがテーマだと勝手に思っています。そういうのをこのドラマで見ていただいて、柔らかさと共に感じていただけたらいいなと思います!

和田雅成と笹森裕貴の写真

ドラマ『0.5D』は、12月4日(水)23時30分から、BS日テレ・テレビ神奈川・テレビ埼玉・テレビ千葉にて放送。※編成都合により時間変更の場合あり。

衣装協力:DAMAGE DONE 2ND
スタイスト:岩田友裕
ヘアメイク:車谷 結

写真:©entax

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