猿まわしブーム再来で、懐かしい『反省芸』を30年ぶりに披露！ヒロミ＆孝太郎とのキャッチボールでお猿さんが激怒？

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー！マイゴッド！私だけの神様、教えます』が11月30日に放送。猿まわしのルッキィさんと、猿の蓮（レン）くんのコンビがスタジオに登場。ヒロミと孝太郎も蓮くんとのキャッチボールに挑戦した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。神奈川県川崎市の商業施設『川崎ルフロン』で声をかけた37歳の会社員の女性は、猿まわしに出演する2歳のお猿“ちまきちゃん”の大ファン。「圧倒的にかわいい！かしこいしかわいいし」とお猿さんへの愛を語る女性。そんなお猿を愛する女性の神は、『おさるランド』のナンバー2ルッキィさん。「お猿さんファーストで、私たちファンの間では陰でこっそり神と呼んでます」と打ち明けた。

そもそも猿まわしとは、およそ1000年前日本へ渡ってきた、猿に芸をさせるという伝統芸能。1980年代には猿まわしのレジェンド村﨑太郎と、猿の次郎コンビによる『反省芸』が一大ブームとなり隆盛を極めた。しかし、動物愛護などの観点から、2015年あたりには徐々にブームは下火に…。しかしそんな猿まわしが今、徐々に人気を取り戻しているという。
 
さっそく“神”が公演している『日光さる軍団』改め『おさるランド＆アニタウン』（栃木県日光市）のステージへ。平日にも関わらず、満席で立ち見客の姿もあるステージで、ルッキィさんと相棒の蓮くんの神業を目撃する。手始めに竹馬に乗ったまま3つのハードルを大ジャンプ。さらに竹馬に乗りながらのバク宙を披露。神業の連発に会場は大きな歓声に包まれた。

ルッキィさんと蓮くんの出会いは2017年。当時1歳で野生の小猿だった蓮くんは、害獣として捕えられ処分される寸前だったところを、『日光さる軍団』が保護。そのかわいさに一目ぼれしたルッキィさんが相棒に選び、小さい時は毎日家に連れて帰り、一緒に生活して絆（きずな）を強めていき、今では年間1000以上ものステージをこなしているという。

「お猿さん愛がスゴいと聞いてきた」と言うスタッフに「そう…かもしれないです。ちょっとお猿さんから嫌がられるくらい。お猿さんと仲良くなりたいというところから、猿まわしを始めているんですね」と、あふれ出るお猿への愛を語るルッキィさん。

「（猿と）一緒にセッションじゃないですけど、してみて、あ、このお猿さんこういう性格なのね。この子はどういう理解の仕方をするんだろうっていうことは、誰よりも早く見抜けると思います」。これまでのやり方に捕らわれず、お猿それぞれの個性を生かして、その子にあったトレーニングをするルッキィさん。新たなトレーニング方法を生み出し、お猿さんに負荷をかけすぎないように工夫することで猿まわしという伝統文化を受け継いでいる。