今やアイドル級の人気!年間100以上のイベントや講演をこなす、魚の神・さかなクンが選ぶご当地お魚グルメ『Fish-1グランプリ』大賞は…?
2024.12.4 10:45連日大忙しのさかなクン。この翌日もイベントに登場するも取材に応じる時間がないほど多忙とのことで、さらに翌日、さかなクンが出演する『Fish-1グランプリ』の会場へやってきた。
『Fish-1グランプリ』は、今年で開催10回目となるイベントで、全国各地の漁師が、季節ごとに“今一番食べてほしい魚”=「プライドフィッシュ」や、低未利用魚をはじめとする地魚を含む国産水産物を使った料理コンテスト。全国から選ばれた8組がそれぞれの自慢の地魚を使った料理を出品し、その中から地魚料理№1を決める。審査方法は各ブースにて全品700円で提供される料理を1食購入するごとに1枚の投票券がもらえ、お客さんは1人何票でも投票することができる。そしてさかなクンを含めた特別審査委員6名は、1人50票を持っており、それぞれが評価して投票。お客さんと審査員の合計点で競われる。
「日本には約4500種も魚がいて、だけれども実は私たちが普段食べている魚って大体2~30種しかいないんですね。なんともったいないことでしょう!」と語るさかなクン。
まずは島根県浜田市のはまだお魚市場から、地元でとれるマトウダイ(バトウ)を使った浜田市のご当地グルメ『バトウめし』。特製のしょう油だれに漬けたマトウダイを、ご飯の上に乗せカツオだしをかけて食べる一品。マトウダイは背びれが鋭く、加工に手間がかかるため流通しづらいのだという。「いただきます!うん!サッパリとした、上品な味わいのお魚で、しっかりと漬け込まれてうまいです。柔らかい身とギョ(ゴ)ハンが合う!」
お次は、千葉県勝浦の漁師さんが考案した、勝浦の名産、サザエがたっぷり入ったカレーに地元で獲れた伊勢海老を半分丸ごと添えたぜいたくな『勝浦風漁師カレー』。市場には出回らない訳アリ伊勢海老を提供している。「うまい。磯の香りが一層おいしさを引き立ててくれます。伊勢海老ちゃんがぜいたくに!すぎょいなぁ!いただきます!」と殻ごと食べるさかなクン。殻が約60パーセントなので、殻を食べないと身の部分は40パーセント弱ぐらいになるという。「良い子はマネをなさらないでくださいね」と注意を忘れないさかなクン。