中島健人「最後の1年は30単位くらいとって卒業しました」 恩師が明かす真面目学生時代 当時のレポートも登場

2024.12.3 11:00

11月29日放送の『バズリズム02』に、今年ソロアーティストとして再スタートした中島健人が出演。中島のことをよく知る関係者たちが、その素顔について語り尽くした。大学時代の恩師からは、中島が学業に励んでいた当時の様子が明かされた。

中島のことをよく知る人物として2人目に登場したのは、大学時代の恩師である明治学院大学社会学部の佐藤正晴教授。当時、中島は佐藤教授のゼミでマスメディアの歴史を学んでいた。中島は入学時点で既にメジャーデビューしており、とにかく忙しかったため佐藤教授とは会うたびに卒業するための単位について話していたという。中島が大学4年生の時には、3年生向けに開講されたゼミで佐藤教授のティーチングアシスタントを務めたこともあったという。中島は、メディア業界を目指す後輩に向けて、番組の進行や現場の挨拶、台本の構成について自身の経験に基づいた話をしたそうだ。

また、大学生だった中島が佐藤教授の授業で提出したレポートも残っており、「私にとっての身近な映画について」と題されたそのレポートでは、中島の祖父が出演した映画『風の又三郎』(1940年)について言及しているほか、自分の仕事と比較していた。佐藤教授は中島について「作り手側の話もよく知っていて、作り手のこともすごい気を配る人だなあと感心した記憶があります」と懐かしそうに語った。

中島は、スタジオに用意された当時のレポートを手にとって、「最後ちょっとポエトリーになってますけど。“人生は台詞(セリフ)のない脚本、いわばエチュードのよう”」と読み上げた。バカリズムは「いる?それ」と鋭いツッコミを入れ、スタジオには笑いが起こった。

大学4年間で連ドラと映画の撮影を多く行っていた中島にとって、仕事と学業を両立することは容易ではなかったそう。結局、1単位だけ落として留年することになってしまったが、中島は「5年間目は1単位だけを求めて学校に行くっていう予定だったんですけど、(学費が)もったいないじゃないですか。だから最後の1年は、僕30単位くらいとって卒業しました」と話し、その真面目さを垣間見せた。

写真提供:(C)日テレ

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