森田哲矢「クズという自覚があるならば…」 ギャンブル好きで酒好き 坂上忍が森田におくったメッセージとは
2024.12.2 11:10さらば青春の光・森田哲矢(43)が、30日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。
番組史上、最短の海外ロケとなった今回。森田は韓国に訪れると、1日目はソウルで、カジノや美食を堪能した。そして2日目の早朝、「ねっむい」と目をこすりながら空港に現れた森田。「ホテル滞在時間は、おそらく1時間くらいです」といい、スタッフが驚いて何をしていたのか尋ねると、「カジノ行ってました。勝ちました」と笑う。ロケのタイムリミットが迫るなか、一行が早朝の韓国国内便で向かったのは、済州(チェジュ)島。弾丸で朝鮮半島の南、韓国のハワイとも呼ばれる島に向かった。
ソウルから国内線で約1時間15分。美しい海でリゾート地としても有名なスポット。しかし、「見てくださいこの荒波」と、森田を迎えたのは想像していた景色とはまるで違う、灰色の空と、海岸に激しく打ちつける波だった。
荒れ狂う海に驚きつつも、森田は自分たちの道のりも決して緩やかなものではなかったと振り返り始めた。2008年に東ブクロとコンビを結成してから4年後、2012年のキングオブコントで準優勝を果たす。しかし賞レースの結果とは裏腹に、仕事は増えず、変わらない現実に焦り、イラついていたという。「なんか自分らも若くて尖(とが)ってたし、調子乗ってた」という当時の森田たち。「事務所が悪いっていう間違った解釈で、事務所に噛(か)みついて」と、キングオブコントで準優勝をした翌年の2013年、松竹芸能を退社。フリー芸人になった。
森田はその際のことを、「辞めたときに、ちょっと荒くれ者みたいなレッテルを貼られたんですよ。“こいつらが悪いんですよ”っていうレッテルを貼られちゃった」と話す。周囲からの評判も下がり、まさにどん底。そこに相方のスキャンダルも重なり、仕事は激減した。そんなもがいていた頃に訪れたのが韓国だったといい、そこで見た、坂上忍の振る舞いが、今の森田を形作るものになったのだという。
「坂上さんが、当時バイキングやってたんですけど、お昼の顔というか。そんな人が韓国来て、ギャンブルする、キャバクラ行く、酒ガバガバ飲む、たばこバカバカ吸うみたいな。“何も飾らずやってんな”と思って、“こんなめちゃくちゃでもいいんやな”っていう」「“好感度とか別に気にせえへんのや”みたいな、その辺で別に自分もなんか、好感度とかも気にしててもしゃあないし、別にあってないようなもんやし、とかも思わせてくれた」と、坂上の姿に、常識では計り知れない芸人としての生き方が見えた。
そんな森田に、今回は坂上からメッセージが届いた。サプライズに森田も、「うわーありがたい」と坂上の話に耳を傾ける。