森田哲矢「クズという自覚があるならば…」　ギャンブル好きで酒好き　坂上忍が森田におくったメッセージとは

「あの…森田君はもう少し己をわかってですね、あのー、君が好感度を気にしてどうするんだっていう話なんで。そんなのいいんですよ。好き勝手やって、それで、結果的に好かれりゃラッキーじゃないですか」と、自身もかつてアナザースカイに出演した際には、韓国でお酒にギャンブル、クズな一面を見せてきた坂上。だからこそ「クズという自覚があるならば、どれだけお仕事がお忙しくなってもですね、クズで居続けてください」と、坂上流で森田を激励した。

「初めて芸能界に触れた瞬間が坂上さんだった」と話す森田。坂上の姿を目にする前、「ネットの社会やから叩（たた）かれないようにしようとか、そういうのもあって、ちょっと縮こまってたみたいなとこもあったかもしれない」という。けれど今では、ギャンブル好きでクズな自分の一面も見せながら生きていく信念を持っている。「とはいえ、この世界なんて運が結構占めてるから、運がなくなったら終わりと思とって日々やってます」と話した。

荒れていた天気も回復し、済州島本来の青い空と美しいコバルトブルーの海が顔をのぞかせ始めた。ビーチに座って森田は「なんか、オモシロに変えれそうなもんは、変えたいなとは思ってます。人として、相方は欠落してますよ。ただなんか、おもろい部分はあって、それをなんか、笑いに変えれたりとかしたら、ちょっと逆転できんじゃないかなとか、そういうのは考えます」と語った。晴れ晴れとした空気のなか、スタッフから帰りの飛行機の時間が近づいていることを知らされると森田は、「でも済州島でしょ？カジノありますよね？」と言い始める。

坂上の系譜をたどってきた森田は、今やクズな一面も隠さない。残り時間わずかであろうと関係なく、カジノに向かった。「300万ウォン（約30万円）、一発勝負で行きますか」と、たった一度の勝負、ルーレットで2分の1、黒色に全チップをベットした。ルーレットが回りはじめ、ボールが転がる。固唾を飲んで見守っていたが、「黒！黒きた！！」と森田が叫ぶ。「カムサハムニダ！！！」最後の最後、大勝負で勝利すると、これにはスタジオの今田も驚き。森田は「最高の番組ですね」ここ一番の笑顔を見せる。とことん己の人生を賭ける森田だった。

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写真提供：（C）日テレ