1本3000円！横浜市で400年続く伝統老舗農家が育てる『横綱大名ネギ』代々受け継がれてきた門外不出の秘伝農法とは

お笑いコンビ・銀シャリの橋本直と鰻（うなぎ）和弘が11月30日放送の『満天☆青空レストラン』にゲスト出演。MCの宮川大輔とともに、神奈川県横浜市鶴見区で400年前から続く農園を訪れ、名人から1本3000円の値が付く極上食材『横綱大名ネギ』の栽培方法を学んだ。

江戸時代初期に始まったとされる伝統老舗農家で名人が育てている『横綱大名ネギ』は、数多くの基準をクリアしたネギにのみ、その名前が付けられる極上食材。3人は早速名人のネギ畑に足を運び、この究極のネギが育つ秘訣（ひけつ）を目の当たりにした。

400年受け継がれてきたという畑は、さまざまな微生物が住みつく栄養の宝庫だが、名人はこの土壌に微生物の餌となる米ぬかや、ネギのうまみやジューシーさが増す油かすを加えるこだわりを見せる。

さらにとっておきの肥料として紹介されたのが、代々継ぎ足しで継がれてきた液体肥料。ネギの養分となる糖蜜や、ネギの病気を防ぐ乳酸菌など10種類以上のエキスをブレンドしつつ、日々濃さを調整しているという。その匂いを嗅いだ鰻は「うまそう！酸味のグッとくるポン酢みたいな」とリアクション。この栄養満点な肥料を定期的にネギに散布することで、より太く長く甘いネギに仕上がるそうだ。

しかし、これほどの手間を加えても『横綱大名ネギ』としての基準をクリアできるネギはごくわずか。糖度（15~20度）、肉厚さ（3cm）、長さ（1m）、果汁、幅（30㎝）、重さ（250以上）、緑と白のバランスという7つの厳しい条件を全て満たし、その名前が付けられるネギはおよそ100本に1本程度なのだという。