アンジュルム川村文乃、日本武道館で芸能界引退「無駄な経験などない。全力で泳ぎ続けたアイドル人生は唯一無二」【卒業メッセージ全文掲載】
2024.11.29 18:30◆『交差点』で涙
メンバーたちがファンを10 周年記念パーティへ招待するようなVTR が終わると、メンバーそれぞれ、秋ツアーのメドレーブロックにて披露したデビュー楽曲にちなみ、それぞれのデビューシングル衣装をオマージュした衣装で登場。上國料は『次々続々』、川村は『君だけじゃないさ…friends』、伊勢鈴蘭は『恋はアッチャアッチャ』、橋迫鈴は『私を創るのは私』、川名凜は『はっきりしようぜ』、為永幸音は『泳げないMermaid』、松本わかなは『愛されルートAorB?』、平山遊季は『ハデにやっちゃいな!』、下井谷幸穂は『ライフ・イズ・ビューティフル!』、後藤花は『RED LINE』。
華やかなサウンドの『明晩、ギャラクシー劇場で』でステージを盛り上げると、メドレーがスタート。川村は全曲に参加し、上國料・橋迫鈴・為永幸音と『有頂天LOVE』、川名凜・松本わかな・平山遊季・後藤花とは『泳げないMermaid』、伊勢鈴蘭・橋迫・下井谷幸穂と『シューティングスター』、川名・為永・松本『SHAKA SHAKA #2 LOVE カラフルライフ編』、上國料・伊勢・平山・下井谷・後藤との『エイティーン エモーション』と、スマイレージ時代の楽曲や、高知県出身である川村の土佐弁を織り交ぜたスペシャルな内容に、ファンからは歓声が。
そして、センターステージでメンバー全員が円になりお互いを向き合うと、流れたのは『交差点』。卒業する川村と目を合わせ、目を潤ませ、そして声を震わせながら歌で想いを届けるメンバーたちの姿からは改めてグループの絆(きずな)や愛を感じられた。『君だけじゃないさ…friends』では、思い出を噛みしめながら力強い歌声を届けた。
川村の“卒業”を実感し、メンバーもファンも少し湿っぽい雰囲気の中、MCへ。しかし、橋迫が「ここからは後半戦です!しんみりしてたらもったいないですよ~!」とファンをあおると、「まだまだ声出せますか?」とコールアンドレスポンスが。ボルテージが上がった観客の大きな歓声に「いいですね~(笑)」と笑いを誘った。そして、『悠々閑々 gonna be alright!!』『大器晩成』『上手く言えない』『いとし いとしと Say My Heart』で会場のテンションはさらに高まり、『愛すべきべき Human Life』『臥薪嘗胆』とアンジュルムらしく愛たっぷりの雰囲気で本編を締めくくった。