市街地に姿を現した“アーバンイノシシ”…その恐ろしい被害を食い止めた、意外な撃退法とは

マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上、パンサーの尾形貴弘、タレントのなえなのが11月28日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。市街地に出没した“アーバンイノシシ”の被害を食い止めるべく奮闘する姿を描いた。
 
市役所の従来の部署では対応しきれない諸問題を解決する『なんでもスグやる課』はこの日、市が主催した祭りに参加。職員のなえ（なえなの）らが「地元の美味しい食材を知ってもらいたくて」と企画した、地元の食材だけでつくった芋煮が振る舞われるなど、賑わいを見せる。
 
しかし、なえたちが追加の食材を取りに行くため、停めてあった軽トラックのもとへ向かうと、そこには2匹の巨大なイノシシが、根菜などを食い荒らしている姿があった。さらに、思わず逃げ出したなえたちを執拗（しつよう）に追いかけ、イノシシはお祭りの会場に乱入。会場の客がパニックになるなか、イノシシを追い払おうと立ち向かった村上は、イノシシにかまれ足にけがを負ってしまう。
 
野田が上着を脱いで振り回しなんとかイノシシを撃退したものの、会場は荒らされ悲惨な状況に。なえは「せっかくみんなで力を合わせてつくった祭りが…」と肩を落とした。近年、イノシシが生息していた里山が人口減少によって荒廃し、分布を広げて市街地に出没するアーバンイノシシが急増。人慣れしたアーバンイノシシは、今回のように人を襲うようになるという。
 
さらに街では山と違い土を掘り返さず食料を得ることができるため、牙がより鋭利に発達するのだとか。一方で、街中に出没したイノシシに対しては、刺股（さすまた）や網で捕獲するしか方法はなく、いつ事故が起きてもおかしくない状況に。
 
アーバンイノシシの被害を食い止めるべく対応に追われる『スグやる課』は、通報を受けてイノシシが根城にしている草むらでイノシシを捕獲しようとするも、あえなく失敗。そこで野田は「兵糧攻めです！」と次なる作戦を提案。イノシシが根城にしそうな場所や、スーパーやコンビニなどの餌場を全て封じ、食料の調達が困難な状況をつくれば、イノシシは山へ帰るとした。問題はその対象箇所が100か所以上に及ぶことだが、なえが「もうあんなことは絶対に起こさせない」と奮起すると、尾形も「それでこそスグやる課だな！」と続いた。