敏腕刑事“影取りの宇内”が連続スリ被害に立ち向かう　利用者の多い駅で犯人を特定した、水を使った驚きの突破劇とは

その後、盗まれた財布が中身を抜き取られた状態で、駅の外にあるトイレで発見されたことで、さらなる共犯者の存在が明らかに。1日5万人が利用する駅の乗降客のなかから共犯者を捕まえなければならないとう状況に途方にくれる巡査たちだったが、ここで宇内警部がとある妙案を思いつく。
 
後日、巡査たちが張り込むホームで再びスリの被害が発生。複数のスリ師が財布を受け渡し、巡査はその姿を見失うも、連絡を受けた宇内警部は改札の外の床に水をまき、水たまりを踏んだ乗降客がつけていった足跡をたどる。そして先日の事件の際、トイレに残されていた足跡を照らし合わせ、見事犯人を確保したのだった。
 
岡部巡査が「よく思いつきましたね、足跡で犯人を追おうだなんて」と感心すると、宇内警部は「逃げやすいように履き慣れたスニーカーを履いているはずだと思ったんだ」と、解決の手がかりを明かした。敏腕刑事ならではの推理が実を結んだ突破劇だった。

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写真提供：（C）日テレ