千葉翔也「誰も“他人事”にしない作品」キャスト陣もうなずき　TVアニメ『どうせ、恋してしまうんだ。』先行上映会

新福 桜、浦 和希、吉高志音、千葉翔也、猪股慧士のメインキャスト5人が登壇したTVアニメ『どうせ、恋してしまうんだ。』先行上映会が17日、都内にて行われた。

TVアニメ『どうせ、恋してしまうんだ。』は、月刊「なかよし」（講談社）で連載中の満井春香による人気コミックが原作。家族のように育った4人の幼なじみの男の子と、主人公の西野水帆との恋愛模様を描いた学園青春ストーリー。

「短い時間ではありますが、楽しんでいただけたらうれしいです」という新福のあいさつから始まった同イベント。原作を読んだ感想について、新福は当初、水帆たちを「まぶしいなー」と感じたという。しかし「感染症がある世界で生きる高校生たちを題材にしていて、リアリティがあるなと思いましたし、感情移入もできました」と語った。

千葉も「“若いな”と感じるかと思っていたのですが、時世を扱っていたり、切り込んでいくところはしっかり切り込んでいて、29歳の“今の自分”として読んでいいんだと思わせてくれた作品でした。自分たちの高校生時代もありつつ、コロナ禍での仕事も経験して、誰も“他人事”にしない作品だなと思いました」と述懐。千葉の発言に4人も大きくうなずいた。

「設定があまり見たことないな思いました」と口にしたのは猪股。「ヒロインと幼なじみという内容は見かけるかなと思いますが、全員が幼少期から知っていて、大人になってもつながっているというのはあまりないなと。自分に置き換えても“ないなー”と思ったりして（笑）」と、口にした。

作品について各々（おのおの）思っていることを語る中、浦は「恋愛がテーマのアニメでメインキャストをやるのが初めてなんです」と告白。“生っぽい感じを出したい”という制作サイドの希望を聞いたと言い「すごく考えてオーディションに臨んだので決まってうれしかったですね！」と満面の笑みで当時を振り返った。