井森美幸が中山秀征との“群馬レジェンド”対決を制す 認知度ではNo.1に輝いた、あの人気バンドをも上回る
2024.11.28 11:10 現在の群馬を代表するといっても過言ではない2人の5位・6位争い。スタジオで結果を見守る井森も手を合わせて「5位!5位!お願い!ベスト5入りたい!」と祈る中、発表された結果は井森が5位、中山が6位というもの。アンケートの総合得点でわずか0.6ポイント差という僅差での勝利に井森は「やったぁ~!」とガッツポーズを決めて大喜び。「県民の皆様ありがとうございます!引き続き頑張ります!」と、テレビを見ているであろう群馬県民に向かって頭を下げていた。
2大レジェンド対決はさておき、群馬県でNo.1に選ばれたアーティストは人気ロックバンドのback numberだった。彼らの代表曲ともなっている『水平線』に関する秘話も。実は2020年、群馬で開催予定だったインターハイがコロナ禍で中止となり、地元の高校生たちはがっくりと肩を落としていたという。そこである高校の女子生徒(当時)が、「高校生たちを励ますメッセージをくれないか」とback numberに向けて手紙を送ったところ、インターハイが開催されるはずだった日に「水平線」のMVが公開されたのだという。この生徒に対して直接返信や連絡をすることはなかったが「俺たちはバンドマンなので慰めでも励ましでもなく音楽をここに置いておきます。」というメッセージがMVの概要欄に記されていたそうで、「これが返信だったんだ!」とこの女子生徒は大感激。以後この曲が心の支えとなったのだという。
「back numberさんは群馬県の静かなるヒーロー」と語るこの女子生徒のコメントに、井森は「うるさいヒロインがいますんで…」と自虐気味のコメント。改めて5位という順位を振り返り「だってしばらく歌ってないんですよ私!」と驚きを隠せなかった。MCのフリーアナウンサー・藤井貴彦から「今後またお歌いになるご予定は?」と聞かれると「今のところ開店休業中で…」とまんざらでもない様子。そこにゲストのヒロミが「(曲を)作ってもらったら?先生に」と所ジョージを指さし「“平行線”っていうの作ってもらえばいいじゃん!」と話すと井森は「平行線は嫌よ!」と返し、スタジオが笑いに包まれた。ちなみに井森のアンケート結果を分析すると、back numberを上回るほどの認知度をはじめ、好感度、地元好感度は抜きんでているものの、自慢度と口ずさみ度は低い、というもので、グラフにすると二等辺三角形のような状態に。「誰も口ずさまない!」と所ジョージから指摘されると「もう、(グラフを)消して!恥ずかしいから!」と慌てていた。