『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』衝撃のラスト…姉・紫織を襲った人物とは!?次回ゲストは長野博
2024.11.27 18:40
すると滝沢から連絡が。恋人の尾形について聞き込みをしたところ、ひかりとの間に金銭トラブルがあったことが分かった。尾形を聴取すると、ひかりにお金を貸していたと話し、ひかりは休養中散財をしていたようで、恋人の尾形からも金を借りていた。ひかりの財布、銀行口座はすべて妹の充希が管理していたと話した。また、お金を返さないだけではなく、夜中に電話がきてわがままを言われるなどひかりはめちゃくちゃだったと話し、その間尾形からは嫌悪の色が見えていた。恋人のひかりを嫌っていたのは確かだが、復讐をするまでかはわからなかった。
また、劇場内の防犯カメラを調べていると、ホールからひかりが駆けてきて、楽屋に飛び込み、そのあとに若手女優の玲香も駆け付け、扉の外から楽屋内に声をかけている姿が映っていた。その点について玲香に尋ねると、リハーサルがあったが、途中でひかりの声が急に出なくなり、その後突然楽屋へ走っていったためそのあとを追ったと説明した。玲香は、ひかりは尊敬する女優だったが、稽古に遅刻したり、セリフを覚えてこなかったり、お酒の臭いが残ったまま稽古に来ることがあり、がっかりしたと話した。
解決の糸口をつかめないでいたところ、影山から連絡が。復讐代行屋の田代が依頼人とやり取りしたメッセージの解析がおわり、復元ができた。しかし、そこには犯人につながるような情報はなく、事務的な連絡だけだった。そのメッセージを見た朱梨はある点に気が付く。その瞬間、朱梨は走り出し、真実に辿り着いたのだった。
朱梨と坂東は充希の取り調べを行う。充希から見えていた喜びの色は、姉への劣等感や嫉妬で姉がいなくなったことへの喜びではなかった。復讐代行と聞いて、ひかりに恨みをもった人が頼んだのだと思い込んでいたがその入り口が間違っていた、と話す朱梨。朱梨は依頼主が田代に送ったメッセージを見た際に、特徴的な漢字使いに気が付き、 依頼主が被害者のひかり自身であるとわかった。復讐代行屋に頼んだのはひかり本人で、これは事故死に見せかけた自殺だったのだ。ひかりは子役時代から強いプレッシャーを受け、限界に近かったため、自分の死を自殺に見せる計画を思いついた。苦しみながらどんどん壊れていく姉を見ていられなかった充希は、姉の計画を受け入れたという。
充希は「事故に見せかけたのは、自殺や殺人では女優としてのイメージに傷がついてしまう。私たちが守りたかったのは『溝口ひかり』とういう俳優で、その死に方も大事だった」 「あんなのは溝口ひかりじゃない、私の姉ではありません。」と話し、それが、充希から見えていた【喜び】の正体であった。
朱梨は「苦しんでいる時こそ支え合うべきだと充希は「余計なことをしなければ、姉はただの事故死ってことになっていたのに」と訴えるのだった。すると滝沢のもとに甲本から連絡が。 朱梨、滝沢、風早(浅香航大)は甲本の診療所に向かう。
甲本は春ごろに意識障害の専門家を探している人が診療所を訪れてきたといい、その人について調べてみたという。その人物は二見のグループに資金援助をしていた山神淳(安井順平)だった。精神科医を探していた山神が、紫織の事件に関わっている可能性は高いと考えられた。山神は甲本の元を訪れ、「診てほしい患者がいる」と話していたという。甲本は、今は患者を診ていないからと断ったため、患者の詳細は分からなかった。
風早が山神の経歴について調べると、何年か前までタイにいて最近もタイでのビジネスに関心を寄せていた。また、改めてクリット・ウォンラットの逮捕時の資料を確認すると来日してからのクリットの訪問先の中に、山神の会社もあり、二人が何かしらの関係があると明らかとなった。どこかの別荘にいる紫織。紫織は誰かに朱梨とのことを話している。すると物音が聞こえ、様子を見に行くと、何者かに後ろから口を押えられ…!?
◆ついに明らかとなったクリットと山神の繋がり…!第9話あらすじと場面写真を公開 !
第9話:【衝撃の動機!】殺人犯に憧れた男
ゲストは長野博!長野博は犯罪心理学者であり大学教授、堀之内修を演じる。
朱梨と滝沢は、山神から援助を受けている大学教授・堀之内(長野博)から話を聞く。そこに、堀之内の授業を受けている学生・凪咲(野内まる)が来る。朱梨は、凪咲に“恐怖”の感情を表す緑色を見る。そんな中、大学内で稲垣(別府由来)という学生の遺体が発見される。堀之内は稲垣殺害を自供。朱梨は取調べで、堀之内に“期待”を表すオレンジ色を見るのだが…!?
そして姉・紫織の行方は…!?ついにクリットの真実も明らかに…!
『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2』
毎週木曜23時59分から読売テレビ・日本テレビ系列にて放送
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