アニメ『光が死んだ夏』2025年「夏」放送開始!よしき役・小林千晃、ヒカル役・梅田修一朗に決定
2024.11.27 10:05『このマンガがすごい!』2023(宝島社刊)のオトコ編第1位にランクインした話題作、新進気鋭の作家・モクモクれんが描く『光が死んだ夏』(KADOKAWA刊)のアニメ放送が、2025年夏に放送されることが解禁された。さらに本作のキャストには、辻中佳紀役に小林千晃、ヒカル役に梅田修一朗が決定。
本作は、ふつうの男子高校生、よしきが、幼なじみの忌堂光を模倣する謎の存在、ヒカルとの生活の中で、身の回りに起きるさまざまな怪事件を体験する姿を描いた青春ホラー作品。”ナニカ”と少年の狂気が孕(はら)む物語となっている。
この度、イントロダクションと共に、ティザービジュアルとアニメの初だし映像を使用したティザーPVも公開された。
〈辻中佳紀役・小林千晃コメント〉
この度、よしき役を担当させていただくこととなりました。小林千晃です。オーディションの時点から、一緒に居たらいけないけれど居て欲しい、恐ろしいけど心地良い、そんなぐちゃぐちゃな感情に振り回されつつ臨んで
いました。
僕の血も肉も骨も総動員して、よしきの抱く想い、憂(うれ)いを余すことなく引っ張り出せるよう全身全霊で頑張ります。さまざまな価値観が混在する現代社会だからこそ、たくさんの方にご覧いただきたい作品となっていますので、どうぞ放送を楽しみにお待ちください。よろしくお願いいたします。
〈ヒカル役・梅田修一朗コメント〉
アニメ『光が死んだ夏』ヒカル役を任せていただきます。梅田修一朗です。
「ヒカル」という存在を演じることはぼくにとって新鮮で、同時に、くらやみを覗くような感覚でもありました。心もからだも不確かなことが多いけれど、「よしきと居たい」という気持ちだけは確かなものだから、その気持ちをしっかり感じとりながら彼を演じよう。そう思ってオーディションに臨みました。精一杯演じさせていただきます。
〈監督:竹下良平コメント〉
原作を初めて読んだ時、この原作のコマをアニメで表現するには、どんな表現をすれば良いのだろう?とワクワクしながらページを読み進めたことを覚えています。
登場人物の繊細な感情の機微はもちろん、美しく斬新な漫画構成も上手にアニメ化すべく、スタッフ一同真剣に原作と向き合って制作しています。
よしきとヒカル、若い2人がお互いを理解しようともがく姿を美しくアニメ化出来るよう、精一杯取り組んでいますので、ぜひオンエアを楽しみにしていて下さい。
TVアニメ『光が死んだ夏』2025年夏放送・配信開始
Netflix世界独占配信、Netflix・ABEMAにて見放題最速配信決定。ABEMAでは無料独占配信も決定
【イントロダクション】
とある集落で
幼い頃からずっと一緒に育ってきた
同い年のよしきと光
照りつける太陽
耳にこびりつくクマゼミの声
帰り道に食べるアイス
他愛もないことで笑い合う
いつもと変わらない夏のある日
「……お前、やっぱ光ちゃうやろ」
半年前、山で行方不明になった光は
一週間後ふらりと帰ってきた
声も姿も光に見えるモノ
その中に蠢いていたのは――
「光はもうおらんのや……それやったら」
友人の姿をした〝ナニカ〟と歩みだす、
“いつもと変わらない”日常
だが、時を同じくして
奇怪な事件が集落を襲い始める
未知の〝ナニカ〟へ墜ちていく
青春ホラー物語の幕が、今、上がる――