“サイレントモラハラ”を繰り返す夫と今すぐ離婚できる？最強弁護士の見解に武田真一は…

“サイレントモラハラを繰り返す夫と今すぐ離婚できる？離婚できない？”。最強弁護士軍団の見解は、住田弁護士が“離婚できる”。橋下弁護士、本村弁護士、森弁護士が“離婚できない”。

本村弁護士は「今回の場合、夫が無視する。これは無口な夫と区別がつきにくいんです。舌打ちとかため息。これは夫が単にそういう性格なのかもしれない。そうすると裁判所としては、これは認定しづらいんですよね」と解説。

続けて森弁護士も「まだ食事も一緒にとっていますし、寝室も一緒のような。これが家計も別で全く一緒に生活していないということになれば、家庭内別居となりますので、家庭内別居を3年から5年続ければ、夫婦関係が破綻しているとして離婚できるようになるんですけれども、今回はまだ家庭内別居とは言えません」と再現VTRを参考に指摘。

そして橋下弁護士も「VTRを見てですね、舌打ちとか、旦那さんの嫌な態度、あれだけを見て、“すぐ離婚”っていう弁護士も中にはいるかもわかりませんが、それは浅いんです」と切り出し、「今3年間、まだずっと一緒に同居してるわけでしょ。ということは、何か良いところもあるから、3年間ずっと住んでいるわけです」と考えを明かすと、東野は「なるほどね」と納得。

見解の異なる住田弁護士は「結婚というのは全人格的な結合、共同体なんですね。つまり、“心も体も一体としていこう”というような気持ちと、それから実体が必要なんです。これはきっかりと証拠化していく、それが大事なんですね」と話し始め、「サイレントモラハラ、言葉が新しいと言われましたけど、今、法律どんどん変わってます」と語気を強めた。