ヒロミも”友達”ビーズの神様・田川啓二 こだわりぬいた軽井沢の別荘と絶品軽井沢グルメを紹介
2024.11.24 11:00そして、2階へ続く階段には、世界的ポップアート作家ロイ・リキテンスタインの絵画を模写した超大作が。制作期間はなんと6人がかりで3ヶ月!10万個以上のビーズとスパンコールを1つ1つ縫い付け、忠実に作画を表現したという。
フランス刺繍をやっていた母とデザイナーの兄がいるアート家系に生まれた田川さん。服飾の世界へ飛び込み大手アパレルブランドに就職。そんな中、ファッションショーでオートクチュールのビーズ刺繍を見たことが、運命の出会いとなったという。「本当に電気が仕込まれていると思うくらいキラキラ光って、これどうやって作るんだろう?とか疑問だらけになって、そこから謎解きのような感じで少しずつビーズ刺繍に触れていくことになったんですね」と、ビーズ刺繡との出会いを語る。
その後、技術を学ぶためビーズ刺繍の本場・インドに渡り、下請けの仕事をしながら、日本人らしい繊細かつきめ細やかな作品で徐々に頭角を現し、2000年に自身初の個展を開催。その名は一躍轟き、有名人からの依頼も殺到。田川さんのビーズ刺繍教室は、10人ほどの枠になんと約5,000人もの待ちが発生するほど爆発的売れっ子に。現在は職人ではなくデザイナーに活躍の場を移しビーズ刺繍の魅力を発信している。
そんな田川さんがおすすめする軽井沢グルメは、『村民食堂』(軽井沢町長倉)。信州の旬の食材をふんだんに使った郷土料理を食べることができ、田川さんが必ず訪れるという店のひとつ。
連日満員の人気店だが、田川さんのおすすめは、『シャキッとレタスのシーザーサラダ』と、3種類の和牛がぜいたくにたのしめる『和牛のよくばりひつまぶし』。しょうがしょう油だれで煮込んだしぐれ煮と、にんにくしょう油に漬け込んだサーロイン、和牛のしゃぶしゃぶ。シメはかつおのだしをかけてお茶漬け風にして食べると、肉の旨みとかつおの旨みが合わさって、絶品だが…。
「実は僕…だし入れるの嫌いなんです。うなぎのひつまぶしもそうなんですけど、絶対入れないで完食するタイプです」と、食べ方にもこだわりを見せていた田川さんだった。
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