アイドル歴14年LinQひとすじ髙木悠未、卒業の決め手、そして今後の目標を初告白「自分のコンプレックスも活かして…」【独自インタビュー】
2024.11.23 18:00◆LinQの14年間でつらかった時、得たものは?
──LinQ加入時はどうでした?
13歳で入った頃は友達が減りました。地元は福岡の田舎の方だったので、「LinQ?なにそれ?」「地方で芸能?」ってからかわれたり…。LinQに入った後の中学生活は基本一人。一言も話さず、仕事で早退して帰ることもありました。
でも中には「見たよ」って応援してくれる人もいて、担任の先生にはすごく支えられました。私が学校を休んでる時、道徳の時間に私の活動を理解できない生徒に対して、「こういう活動をしてて、頑張ってるんだよ」って言ってくれて。そのことを後から聞いてうれしかったです。毎日先生と日記を交換するノートがあって、先生が赤ペンで「悠未は大丈夫よ」って書いてくれて、その“大丈夫”の言葉が救いでした。中学2年生の時、学校の掲示板に先生が書いた「大丈夫よ」の言葉が貼ってあってもらったんですけど、ずっと実家に貼ってます。今も私の活動を見てくれてたらいいな♪
──忘れられないことは?
コロナ禍の時期、自分ができることは何か、すごく考えさせられました。世の中が閉鎖的になって直接会えるライブや握手会が減ったけど、オンラインライブとかネットサイン会を行うことができて。人と人とのつながりを考えさせられました。誰かの癒しになったり、活力になるアイドルのお仕事って、人のためになるんだって実感して、今自分がやるべきことがはっきりしたし、自分の生きがいにもなりました。コロナ禍でTikTokを通してファンになってくださった方もいます。大変な時だったけど、私の毎日の投稿も誰かの活力になれてるんだな、アイドル続けてきてよかったなって思えた時期でした。
配信を通してファンになってくださった方は、やっとライブができるようになった頃に初めて会いに来てくれた方が多くて、「本当に僕の中で元気をもらえる存在でした」「やっと会いに来れました」ってすごく感謝してくださったり、泣いてくださった方もいました。
──卒業後の活動は?
福岡でタレント活動もさせてもらっているので、そこにもっと時間を費やして、福岡の顔になりたいです。LinQが好きだけど、一度外を見ないと新しいアイデアも入ってこない、卒業で視野が広がってパワーアップできるんじゃないかなと思っています。卒業した後も、私が頑張ることで、後輩メンバーに「10年頑張ればこうなれるんだ」って思ってもらえるようになりたいです。
──新たに始めたいことは?
ずっと悩んでるんですけど…最近やりたいなって思ってるのは、“低身長女子に向けたアパレル”です。私は身長が147cmで、アイドルになってから“ちっちゃかわいい”キャラが武器になったけど、小さい身長がずっとコンプレックスでした。小さいので、かわいいって思った洋服も合うサイズが少なくておしゃれができない。オーバーサイズに着てゆるっとしたり、パンツスタイルも憧れだったけど、サイズがないから諦めたり。自分の悩みをいかして、実体験となって、“低身長女子に向けたアパレル”を作りたいです。趣味のバイクも、低身長だったら乗れないって思われがちだけど、足つきがいいものもあって。だからレザーパンツスタイルとか、低身長のライダー向けの洋服も作りたい。自分のコンプレックスをいかして、誰かの役に立てる“ちっちゃかわいい”を極めたいなって思ってます。これ、初公開です!(笑)
【LinQ(リンク)】
九州/福岡を拠点に活動する⼥性アイドルグループ。LinQ=「Love in 九州」からの造語。今年11月、新メンバー橘杏來、織多莉鈴、森山結友が加入。
【LinQ新曲情報】
■『#むかこーさんでも好きって言って!』 デジタル配信中
■『お知らせします、君を好きになりました』12月18日(水)デジタルリリース
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