ダンプ松本 プライベートでも徹底して“最恐ヒール”を演じていた…悪役を支える家族の悲しいエピソードを明かす

2024.11.20 10:00
しゃべくり女子プロ集合の写真

女子プロレスラーのダンプ松本が、18日放送の『しゃべくり007』に出演。ドラマ『極悪女王』のモデルとして話題を集める中、実際に“最恐ヒール”として活躍していた当時の裏側エピソードを明かした。

この日は『今ではありえない!昭和の女子プロレスSP』として、昭和の日本で社会現象を起こした “全日本女子プロレス軍団”が大集合。ダンプ松本とともに、ライオネス飛鳥、長与千種、ジャガー横田、ブル中野、井上京子がスタジオに着席すると、有田哲平も「このメンツがそろうのはすごい」と喜びの声を上げた。

80年代は空前の女子プロレスブーム。中でも、絶大な人気を誇っていたのが長与千種とライオネス飛鳥がタッグを組むクラッシュ・ギャルズ。ファンの9割が女性で、ファンクラブの会員数は約1万人。各地で親衛隊が結成されるほどの国民的スターとしてもてはやされていた。

一方、クラッシュ・ギャルズの憎きライバルだったのが、ダンプ松本率いる極悪同盟。試合では、流血お構いなし。ブル中野とともに、パイプ椅子などを使った極悪非道な凶器攻撃で国民を恐怖で震え上がらせていたという。

ダンプは、“最恐ヒール”として徹底した悪役キャラを演じていた当時の“嫌われぶり”を振り返り「(試合に出るたび)帰れコールがすごかった」と語りだした。

『高級車を買ったら落書きをされた』というエピソードについて「ドラマだとマジックで書かれてますけど、本当は10円玉でギーーーッという絶対落ちないやつで書かれてました」と、実際に私物も被害に遭っていたことを明かしたダンプ。バイクはパンクさせられ、自転車もハンドルなどを全部盗られ、移動手段がタクシーしか残らなかった。

しかしタクシーも「自分で呼ぶと来てくれないから後輩に呼んでもらって自分が乗るっていう状態」だったというダンプ。タクシーを自分で止めようとすると「お前チェーン持ってるんじゃないだろうな?」と疑われ、乗車させてもらえなかったという。

さらに1985年に行われた『ダンプ松本VS長与千種 敗者髪切りデスマッチ』の時には、観客を止めるはずの警備員にいきなり殴られ「お前が悪いんだろ!」と怒鳴られることも。

デパートに買い物に行くと、一般客が「ダンプだ!ダンプだ!」と騒ぐため、「うるせぇ!」というと、一斉に逃げながら商品にぶつかり倒してしまうので、入店拒否になったエピソードも明かした。

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