齋藤飛鳥 卒業後のアイドル役には「相当な覚悟も必要だった」 出演の決め手となった、“ファンへの想い”を明かす

2024.11.19 19:30

そんな櫻井演じるアクアの母であり、伝説のアイドル・アイを演じた齋藤飛鳥は、ライブを盛り上げるかの如く、「最後まで楽しんでいってください!!」と力強くあいさつ。「約12年ほどアイドルをやらせていただき、卒業してからの本作出演だったので相当な覚悟も必要だった」と語る齋藤は、一度はオファーを辞退するほど多くのプレッシャーを抱えながらも、出演の決め手となった当時の心境を告白。最終的には制作スタッフ陣の熱意に心動かされたという齋藤。「ファンの方がもう見られないと思われていた(私の)アイドル姿を見て、少しでもよろこんでもらえるならという思いで臨みました」と胸中を明かした。

アクアの双子の妹であり、母であるアイのようなアイドルになることを夢見るルビー役を演じた齊藤なぎさは、「私自身、小さい時からアイドルになることが夢でした。アイドルとして活動中の頃も、ずっと大好き。歌やダンスを覚える苦労もありましたが、『久々に“アイドル”できてるッ!』と懐かしい気持ちでした」と自身との共通点を挙げルビーの魅力を強調。

そんなルビーやアクアとともに芸能界を生き抜く、元天才子役の女優・かなを演じた原 菜乃華は、自身のキャリアを重ねながら「過去一番共感できるキャラクターでした。原作を読んでいた際は、かなに感情移入しすぎて号泣して一度読むのをやめてしまったくらい」と思い入れの強さを力説。出演にあたっては、「私も物心ついてから初めての夢がアイドルになることだったので、叶えられてとてもうれしいです」と語り、大きな笑顔を見せた。

「B 小町」のメンバーとしてルビーやかなとアイドル活動を切磋琢磨する人気インフルエンサー・MEM ちょ役を演じたあの。「金髪にしたり、撮影期間中にYouTubeをはじめてみたりするうちにMEMちょの気持ちに興味がどんどん湧いた」と明かし、「MEMちょも僕も、自分の良いところも悪いところも自分が一番理解していて。それを表現に変えるという部分はとても共感できました」とMEMちょへの共感ポイントをアピール。

続いて、作中アクアとともに恋愛リアリティーショー番組「今からガチ恋始めます」に出演する女優のあかねを演じた茅島みずきは、「内気でおとなしいけれど、、周りが良く見えている子」としてあかねの魅力について解説。繊細な心情表現が求められるなか、「髪色を変えたり声のトーンを少しあげてみたり。監督とも何度も相談を重ねて、アクアとの出会いによって少しずつ変化していくあかねちゃんを意識しました」と演じるうえでのこだわりを明かした。

一方、アクアやアイ、B 小町を取り巻く“芸能関係者”を演じた、吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、要 潤もそれぞれ、「倉科さんとは昔共演経験がありましたが、その時は上司と部下だったので、まさか今回夫婦役とは!と、新鮮でした。基本は仲が良いんだけどたまに仲たがいもする壱護とミヤコのリアルなシーンも楽しんでほしいです」(吉田)、「アクアやルビーは赤ちゃんの頃からずっと見守ってきました。ミヤコという役としても、私自身としても、今日こうして皆で集まれてとても感慨深いです。B 小町のパフォーマンスには私も刺激を受けました」(倉科)、「(出演シーンが)劇中劇だったので、スタッフや差し入れが倍あったのが新鮮でしたね。間違えて本番用の差し入れを食べてしまったり(笑)スタッフさんの細かなこだわりがすごかった」(金子)、「友達にすすめられて原作を読んでいた時にちょうどオファーをいただいたので、不思議な縁を感じています。現場の皆さんが本当に楽しそうで、自分はあまり交流が無くて寂しかったです…(笑)」(要)と本作の見どころについて熱くアピール。

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