『関西演劇祭』今年も開幕!アンバサダーの伊原六花「なんて魅力的なお祭り!ティーチインも初めてなので…」

2024.11.18 14:30


■開会式を終えた板尾にインタビュー

──開会式を終えて、今の心境はいかがですか?

雰囲気よかったですね。みんな緊張もしてるんでしょうけど、ワクワクしてる気持ちの方が勝ってる感じで、僕もすごく楽しみ。開会式の雰囲気は、毎年ちょっと違っていて、今年はあんまり堅苦しくなくて、なんかよかった。司会の木尾くんの感じがいい雰囲気にさせてくれたんやと思います。

板尾創路

──今年の10劇団に、板尾さんが期待することは?

賞もあるんですけど、やっぱりお祭りなんで、みんなで楽しんでやっていただきたい。10劇団でやり切って、みんなで一つになって終わるっていう。ほんまにそれが1番です。

──フェスティバル・ディレクターとして、「関西演劇祭」の楽しみ方を教えてください。

予備知識がない劇団のお芝居ってなかなか観に行けないと思うんですが、「関西演劇祭」はこういうスタイルなので、空っぽな感じで観に来ていただければ。「名前が面白そうやな」「ビジュアルが面白そうな感じの劇団やな」「タイトルが面白そうやな」……それだけでもいいんです。急に誘われて準備もなく行った旅行がなんかおもしろかったとか、あるじゃないですか。「関西演劇祭」も“お祭り”なんで、ぶらっと縁日みたいな感じで観に来てください。1劇団45分、それが2つセットになっていて、“お気軽”っていうとちょっと失礼なんですけど(笑)、肩肘張らずにフラットな状態で楽しめます。45分と45分の間にインターバルもあって集中力が続くし、観やすい環境が整ってるんですよね。そういう中で、何かいい出会いがあったりすると、「ああ、来てよかったな」って思えるはずです。

板尾創路

──ちなみに「関西演劇祭」では上演後のティーチインも名物になっていますが、演劇初心者でも発言していいんでしょうか。

もちろんです。「面白かったです」だけでもいいしね。板に立ってる人って、普段はそういうことがなかなか聞けないですから。自分たちのことを知らないのに観に来たお客さんが、「楽しかった」って言ってくれる──それだけでも「稽古大変やったけど、ここまでやってきてよかったな」って思えるんで。もちろん、気になることを質問すれば、それもまた持って帰ってもらえるし、双方のメリットがあるんです。

『関西演劇祭2024』
<日程>2024年11月16日(土)~24日(日)
※11月19日、20日は休演日※11月16日(土)オープニングセレモニー(セレモニー後に公演あり)
※11月24日(日)表彰式のみ

<場所>COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール(大阪市中央区大阪城3-6)
<参加劇団>暁月-AKATSUKI-、EVKK/エレベーター企画、エンニュイ、劇団☆kocho、劇団さいおうば、
The Stone Ageヘンドリックス、teamキーチェーン、つぼみ大革命、fukui劇、WAO!エンターテイメント
<アンバサダー>伊原六花
<フェスティバル・ディレクター>板尾創路(お笑いコンビ130R・俳優・映画監督)
【公式HP】

写真提供:吉本興業

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