川崎希「スゴい恐怖でした」壮絶な実体験を告白…SNS上の誹謗中傷への開示請求について最強弁護士軍団が詳しく解説

2024.11.18 12:10

悪質な書き込みは4年も続いたというが、2019年3月、新居に引っ越す前日、掲示板の中に新居の住所が番地まで全て晒(さら)された投稿を発見。当時を振り返った川崎は「載せられたプラス、“そこに着払いで荷物を送ろう”みたいなことを言われたりとか」と顔を曇らせ、アレクサンダーも「結構さすがに不安になって怖くなるよね。僕たちだけじゃなく子どももいるので」と胸の内を吐露。この出来事をきっかけに2人は情報開示請求が得意な弁護士に相談したという。

悪質なコメントは、書き込んだ犯人がわかれば刑事告訴したり慰謝料を求めることができるというが、書き込み件数は54万件以上。自宅の画像を投稿したり、特にひどい侮辱コメントをした7人に絞り、発信者情報開示請求をすることにした川崎。最初に行ったのは、悪口が書き込まれたサイトの管理者に対して、匿名で書き込んだ人物のIPアドレスを開示してもらう開示請求。IPアドレスは、パソコンやスマホなどに割り当てられる識別番号のことで、悪口を投稿した時、サイトに記録されているという。

川崎の弁護士が代理人となって、誹謗中傷コメントのスクリーンショットやURLなどの証拠とともに裁判所に申し立て、相談してから2か月後、7人全員のIPアドレスが開示。続けてそのIPアドレスから、パソコンやスマホなどをインターネットに接続できるようにする事業者“プロバイダー”が判明すると、川崎は再び裁判所を通じてプロバイダーに契約者情報の開示を要求。

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